外はもうすっかり冬模様ですよ。


「自転車は車道を走れ」という例のアレですけど、曲解されて問題点は何も解決されてないみたいですね。
そりゃそうだろと思いますよ。最初から「最近危険走法が目に余ります。だから取締りを強化します。」の一言で良かったんですよ。多分(放送禁止用語)な市民団体とかが「偉大なる年寄り様に特別扱いされているという自己満足を与えるため、年寄り様と子供だけは歩道を走っても良いというお触れを出すように」みたいな口出ししたんでしょ。
何度か書いていますけど、ルール(法律)という物は、それ自身の正しさを論じてもあまり意味が無くて、それを適用する事によってどういう反応をする社会なのかの見極めが重要だと思うんですよね。日本人というのは「こいつはいじめてもOKという社会的コンセンサスが与えられた(様に見える)場合はやりたい放題暴走する」という民族だと思うんですよ。だから、あの本質をぼやかしたお触れのおかげで、「自転車はいじめてもOK」という完全に誤ったコンセンサスが出来上がって歩行者は横に広がってチンタラ歩くわ自動車は自転車にガンガンクラクションを鳴らして「国が自転車は悪者と認定したからひき殺されても自転車が悪い」くらいの勢いだわ大変ですよ。真面目な自転車利用者は危険にさらされる様になったけど、本来取り締まるべき「危険走行をする自転車利用者」は最初からそんなもの聴く気が無い人間なんだから何の解決にもならない。


「路上で、交通を妨げるような危険要因になるヤツ」は、自転車だろうが車だろうが歩行者だろうが一輪車だろうがセグウェイだろうがダメに決まってる。だからこそ何かを特定するようなやり方はダメですよ。