グラミー賞

寒過ぎる。いまこそ地球寒冷化対策を!!エコとかロハスとかふざけるな!リサイクルなんてもってのほか!あ、ペットボトルのリサイクルは余計にエネルギーを使って結果的に環境を破壊するから、やっぱリサイクルはしよう!


寒すぎて壊れました。
そんなことはともかく先日実家に帰った時にWOWOWグラミー賞授賞式を観たので簡単に報告。
・プリンスがプレゼンターとして登場。
・・・まあ毎年出てますけどね。今年はフランク・シナトラのビデオの後に出演して「150歳にしてはシナトラもまあまあ格好いいな」とクールにジョーク。超格好いい!数年前のグラミーのオープニングアクトはプリンス殿下だったんですよね。あれは神がかった格好良さだった。ていうかあの年はビヨンセもP−ファンクも超絶格好よかったんだよなあ。


ティナ・ターナービヨンセ共演
・・・ビヨンセは格好いい!!しかし、スタイル抜群のビヨンセと並んで、身体のライン丸出しの衣装で並んで歌うティナ・ターナーの男気に痺れた。なんかジプシー・ジョーみたいだった。余談だけど、八代亜紀が「演歌を歌わせたい女性外国人アーティスト」はビヨンセなんですよね。この人歌上手いもんなあ。


フーファイターズがライブでオーケストラと共演。指揮者はジョン・ポール・ジョーンズ
・・・ジョン・ポール・ジョーンズって一体本職はなんなんですかね。確か昔バットホールサーファーズとかのプロデュースもしていた気がする。


カニエ・ウェストダフトパンクとライブパフォーマンス
・・・これは格好よかった!どちらも日本大好きで日本の漫画文化に影響されたアーティストだから普通に日本でやってくれないかな。
余談だがカントリー部門を受賞したブラッド・ペイズリー(ギターめちゃウマだった)がリンゴ・スターからトロフィーをもらい、客席のカニエ・ウェストに向かって「ビートルズからグラミーもらっちゃったよ・・・羨ましいだろ?カニエ?」と挑発。カニエ・ウェストも「おいおいきついジョークだぜ!」と言わんばかりにニヤリ。


ハービー・ハンコックのピアノでラプソディー・イン・ブルー
・・・これもさすがに格好よかったです。ハービー観れるなんてお得だなあと思っていたらまさかのサプライズが。


今年亡くなった音楽関係の人達
・・・毎年協会の人の挨拶のあとでしんみりさせてくれるコーナー。ブラッド・デルプ(ボストンのヴォーカル)、パヴァロッティオスカー・ピーターソン、ジョー・ザビヌル、アイク・ターナーロストロポーヴィッチ・・・と各ジャンルの大御所の名前が。毎年このコーナーを見ると何故か行く年来る年を観た後のような「よし来年は頑張るぞ」的な気持ちになるんですよね。


エイミー・ワインハウス、ロンドンからのライブで登場
・・・全身刺青だらけでジャンキー&アル中コンボのためビザが下りず、出演自体危ぶまれていたエイミーがライブ中継で出演。これも格好良さは文句なし。でも個人的には「格好いい」という以上の物はあまり感じないんですよね。最近アニソンとP−ファンクしか聴いてないオレが語るなという感じですが。


最優秀アルバムはハービー・ハンコック
・・・今回一番のサプライズはどう考えてもこれでしょう。若い頃にジャズ・フュージョンを聴き倒してハービー大好きな僕でさえ「何故?」と思った。アルバム出ていた事自体知らなかったし。ジョニ・ミッチェルへ捧げた作品という事なので、それなら聴いてみたいかも。ジャズのアーティストが受賞するのは43年ぶりとの事。ハービーはレディオヘッドニルヴァーナをカバーしたり時代に取り残されないよう一生懸命でしたからね。それでいて伝統も大事にしていれば報われてもおかしくは無い。




こんな感じでそれなりに見所満載で楽しめたグラミーだったんですけど、残念だったのは日本でのゲストの土屋アンナ。エイミーを応援するのはいいけどハービーが最優秀アルバムを受賞した瞬間あからさまにハービーを馬鹿にし過ぎ(ちなみに他の主要部門はエイミーが総ナメ)。土屋アンナには割りと好感を持っていただけにこのDQN丸出し振りは残念だ。ましてエイミーの芸風的に言ったらジャズにも傾倒していておかしくないはず。あれじゃ「私は見かけだけでしか判断できない人間です。しかも空気読めません」と顔に大きく刺青して歩いてるようなもんだ。
横のAIという歌手も一応後でフォローしながらもほぼ同調。そんなやつ呼ぶなよ。ついでにいる意味が理解できない八木亜希子も不要。ジョン・カビラも何故いるのか良く分からん。つまり来年から日本側のスタジオは無しでお願いします。もしくはピーター・バラカン一人喋りで。