さあ野球なんですけど。
今年はですね。できる事なら何か一つ絞ったテーマでデータ分析的な事をやりたいんですよ。ちょっと具体的に言うと「三振の質」を調べてみたいんですね。
と言うのもですね。昨年末辺りから「やっぱ凡打するくらいなら三振する方が良いのでは?」と思っていて、実際色々調べるほどにその確信は強まっていくんですけど、なにせ決定的な詳細データが無いのでどうにも面白くないんですよ。なんか良いデータ収集方法は無いものかと思っているんですけど、極端に金と時間がかかるような手段しか無いならあっさり止めますけどね。
でも、三沢興一が「三振はバッテリーだけで収束する。フライアウトも捕球する野手だけで収束する。でも内野ゴロは野手全体が動いてアウトを取る。だから内野ゴロで3アウト目を取る方がチームに勢いがつく」と語っていて、実際その考え方で、中継ぎ投手として近鉄の優勝に貢献したわけですからね。あと、甲子園での打率.427という、もう止めて!相手投手のライフはとっくに0よ!と叫ばずにはいられない史上最凶打線を作った日大三高の小倉監督は「ホームランの感触がバッティングを成長させる」と言っているんですよね。パブリックイメージ以上に「三振かホームランか」の打撃スタイルは機能的だと思うんですよ。だから「三振の取られ方」「凡打の打たせ方」みたいなデータとチームの「見えない力」の部分を上手くリンクさせる物ができたら面白いなと思うんですね。