きさらぎ賞TMG

ユタカ「こんな馬場じゃ後ろからじゃ絶対届かないよな」
ペリエ「ノン!ボクガ ウシロニ サゲルヨ!」
小牧太「お前だけいい格好させるかよ!俺が後ろに下げるよ!」
漢藤田「何言ってるんだよ!じゃあ俺が後ろから行くよ!」
ユタカ「・・・そんなに言うなら俺が後ろから行くよ」
三人「どうぞどうぞ」
そんな光景が浮かんでしまいそうな今日のきさらぎ賞
「迷わず溜めろよ、溜めれば分かるさ」で御馴染みのタケユタカさんの溜め殺し(TMG)が今日も炸裂!
「溜めない、溜めます、溜める、溜めよう、溜める時、溜めれば、溜めろ」の溜め殺し五段活用の見本を見せてくれました。最内枠で、しかも前に行った方が良い馬をいきなり最後方・・・そして大外ぶん回し・・・内が悪いからみんな外に寄って来るからどんどん外に寄れ続けるという面白ギャグを炸裂。
「あ、あれは・・・タメウザーさんの48の溜め殺し技の一つ、『非情なる大外ぶん回し(一枠なのに)』だ〜!!」クラウザーさんファン(おでこに「殺」って書いてある人)なら絶叫している所だ。まあ多分「最近のキレる若者に『感情をすぐに出さずに溜める事』の重要さを教える」とかそんな感じなんでしょう(なげやり)ユタカを消した馬券を買っておいてこんなに絡む意味が分かりませんが。
ここ数年ダービー、菊花賞とリンクしている所から、このレースの馬券以上に今年のクラシックを占う意味で注目だったきさらぎ賞ですけど、今年は馬場が特殊過ぎて参考になるかどうかは不明ですね。散々雪に悩まされ続けてボコボコだからなのか、10〜15番枠の馬が上位6着までを全て占めるという異常な状態。それでもレッツゴーキリシマスマイルジャックはそれなりに評価をした方が良いと思います。前者は皐月賞、後者はダービーで馬券に入れないとダメでしょうね。レインボーペガサスは今後地雷になると思います。サンデー×デインヒルが確か平坦でしか買えない筈なので。ていうか本質的に「菊でも買える」タイプが来るレースのはずなのにわりとマイル寄りの馬ばかり来ちゃったのでレースレベル自体疑問。


それよりですね。今年のクラシック路線は呆れるくらいに先行き不安なんですよね。何でこの時期全くダメなはずのアルカザンを高評価したかというと「今年は血統の縦の比較をしちゃいけないんじゃないか?」と思ったからなんですよ。京成杯は「コマンダーインチーフの血を高評価」と言ってそれなりに良い成績だったんですけど、こういう「横の比較(その馬場で来ている血統)」を重視しなきゃいけないのだろうと。東京スポーツ杯組だけが今のところ信用できているのでフサイチアソート次第ですかね。東スポ杯勝ち馬は短距離馬、というのが定説ですけど、今年の3歳世代は馬インフルエンザから始まってこの悪天候続きと全く順調に使えていないので「単純にスピードに秀でた馬&そのレースでの適性のある馬が勝っちゃってる」と言う感じで本質的な強さを感じる馬っていないんですよね。そうなるといつでも安定しているスマイルジャックと先日説明した強さの根拠を持つショウナンアルバ軸かなと言う感じですね。