弥生賞

まず今日の競馬。
チューリップ賞はたった一頭印をつけたエアパスカルが勝利。ただ本番もあれが通用するようには思えないなあ。トールポピーの方が強く見える。いかにも前哨戦仕様のレースでしょう。オディールも試走といえば試走だけど、こちは純粋に馬がそこまで強くないんじゃないですかね?ていうか何でこのレース土曜日開催なんですかね。
オーシャンステークスは人気筋を不安視した事が当たったのと、人気薄のエムオーウイナー、ナカヤマパラダイスを拾えたので良しとします。プレミアムボックスはアドマイヤベガの昇級戦でしかも冬場という金満血統王国の住人なら押さえなきゃいけない馬だったんですけどね。「ダート的要素が強くなる」という言葉に引っかかり過ぎた(アドマイヤベガ産駒はダートダメ)。昨日書いたようにこのレースは「重賞レベルで楽に先団でレースを運べて勝てる馬」を重視します。「ダート馬」という亀谷理論も同じ様な事を言ってはいる訳だけど、こっちの方がよりしっくり来る。あと、内枠と外枠のワンツーで決まるレースだということも憶えれば完璧かな。


さて弥生賞
昨年までなら「とりあえずサンデーが入っていれば良い」「とりあえず上がりの速い馬から買えば良い」というレースなんですけどね。過去5年の平均頭数が11頭。今年はフルゲート16頭。小回り中山で3歳戦でこの差はでかい。今までの手法は全部無視するべきでしょう。
で、真っ先に思いついたのは「多頭数経験のある馬から勝負」というアプローチだったんですけど、今年は有力馬すべて経験アリなんですよね。ただ、後ろからの馬とダート馬は無視しましょう。と言う訳で残るのは
マイネルチャールズ
フサイチアソート
テラノファントム
ホッカイカンティ
アインラク
キャプテントゥーレ
オリエンタルロック


マイネルチャールズというかロベルト系は弥生賞全然ダメなんですよね。そして皐月賞では来れる。これは先に書いた少頭数とかトライアルゆえのペースとかが影響しているんだと思うんですけど、今年はフルゲートなんで関係ないと思うんですよ。
ただ、実質京成杯のみの評価になるので時計面の評価はできないのと、次々主役が入れ替わる今年の流れから行くと人気で買いたくは無いんですよね。
フサイチアソートトワイニングとはいえ、仮エンドスイープと思えば納得はいく。そして今年の三歳で唯一といって良い信頼できるブランド=東スポ杯組の親分。ただ、前述の流れと、もしエンド×サンデー=つまりアドマイヤムーンみたいなものと見るなら多頭数の中山でこの時期にいいお客さんじゃねえかとも思う。
テラノファントム。昨年はココナッツパンチを本命にしたんですけど、それは時計面で評価できたから新馬勝ちのみでも買ったんですね。残念ながらこいつは時計に関しては評価できない。ただ、今開催の中山に一番向く血統。
ホッカイカンティ。僕勘違いしていたみたいなんですけど、パラダイスクリークって実は中山得意なんですね。知らなかった。そして前に行けるなら人気が落ちた今こそ買いとも思える。ただ調教師が「腰が甘い」って言ってるんですよね。
アインラクス。ダンスインザダークなんかここで買いたく無いです。ディープインパクトと同じ牝系という事で高評価する人もいるらしいですけど、ディープが一番苦手にしたのはこの舞台なんだから強調する意味が分からん。京都新聞杯で買います。
キャプテントゥーレ。血統的には超買いたいです。成績も割りと安定している方だし。でもマイルまでの馬としか思えないんだよなあ。
オリエンタルロック。騎手も最高。マンハッタンカフェ×ブラッシンググルーム系もココナッツパンチと同配合だし。問題はこの成績をどう観るか。「新馬戦は折り合わずにかかって一度先頭に立ってしまって差された競馬。残りの2敗は雨のせい」とみれば買える。「休み明けダメ。叩いて良くなる馬」と見れば買えない。ここでギリギリ3着くらいの人気の盲点なレースをしてくれれば皐月賞で本命まで考えますけど。


オリエンタルロック
○テラノファントム
フサイチアソート
マイネルチャールズ
△ホッカイカンティ