色々と攻撃再開

昨日の日曜日は某大学の新入生のPC講習会のお手伝いに行ってきました。今の大学生って、当たり前の事かもしれないけどノートPCの所持を強要されるんですね。履修とかも大学のサイト上で行うのだとか。こう言う事言っちゃいけないけど、ビジネスって「欲しい人に欲しい物をあげる」人は失敗者で、「持たなきゃいけない状況を強要する」人が成功者なんですよね。「ニーズを拾う人は失敗者、望まないニーズでも作ってしまう人が成功者」みたいな。こういう社会ってもう死亡していると思うけどな。
大学のキャンパスはさすがに自然が多く、結構空き時間も多かったので桜吹雪の中まったりとi podで好きな音楽を聴き倒すという有意義な時間を過ごす事が出来ました。
しかし、「新入生」という物を見るのが僕は好きなんですよね。不安を一生懸命隠そうとしている姿とか見ると凄く可愛いというか「頑張れよ」と素直に思う。あ、そんな僕は嘘っぽいですか?じゃあ「死にさらせ」と思っている事にする。


さて、その大学には実家からの方が近かったので、実家に帰って録画しておいたX JAPANのライブ生中継を観ました。いや〜色々と面白かった。
ご存知の通り2時間半ほど開演が遅れたんですけど、客があまりにもおとなし過ぎて拍子抜け。普通暴動起きるだろ。X JAPANのファンの人ってかなり激しい集団なんじゃなかったっけ?俺の勘違いか?たしか「Xジャンプ」とかいう、今のアイドルヲタみたいな不気味な動きが得意技だった気がするんだが。
ライブの中身はですね。東京ドームということもあって音はスカスカでした。もちろん現場でどうだったかは知りませんよ?ラインで録らなかったのかなあ。今時ツーバスなんてリッチなドラムセットめったにお目にかかれない代物なので、もっとリッチなミキシングで聞きたかったのだが。
あと、会場で観ていた人は違う印象だっただろうけど、テレビで観ると生の映像と過去の映像のHIDEさんがほぼ半々くらいの割合で映るのでかなり混乱する。何も知らずに観た人は「あのピンク色の人、ステージ全体を映すといっつもどこか隠れてるけど随分引っ込み思案な人なのね」くらいに勘違いしておかしくない。
最後の曲あたりでそのHIDEさんがホログラムで舞台上に現れるんだけど、この演出、報道によると「数億円かけた演出で世界初」とされていたけど、水を差すようで悪いけど2年前のグラミーかなんかでGORILLAZ(デーモン君じゃなくてあのキャラクターがステージに現れて演奏する)とマドンナがホログラムで共演してたよ。そっちは本当にそこにいるかのような凄い演出だったけど、こちらは残念ながら十数年前のデジカメ並の低画質。おそらく16万画素とかそのくらいの。
まあそれはいい。何と言っても白眉なのは最後のYOSHIKIさんの失神でしょう!!
力を使い果たして気を失って倒れたはずなのに、ちゃんとお客さんに倒れる所が良く見えるようにバスドラとフロアタムの間を凄く頑張ってこじ開けて強引に倒れていたぞ。やっぱ失神を舐めちゃいかんよ。全盛期のWWFばりにきっちりしたリハーサルやらないと。
そんな感じで8曲だけで終了してしまったのにもかかわらず観客は「もうどうでもいいや」といわんばかりの顔。普通暴動だろ。まあ最後、HIDEさんのコスプレした客が、いい笑顔でゴミを集めていた姿に癒されたので全て良しとする。