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東スポによると現在早稲田大学院生のケンドー・カシンさんがスポーツ科学科の研究発表で
「中西（学）は何故バカなのか２！　身近なバカから見るプロレスの問題点」と言う学説を大真面目に発表し、教授から「このままだと落第」と怒られたらしい。さすがカシン!ていうかよく見たらマスクの横に早稲田のマークが入ってる!!

そんな素敵なカシンさん。レスリングで全日本３連覇するほどの強豪でありながらいつ何時誰が相手でもふざけまくるところが最高なんだけど、なんと言っても最高なのはベスト・オブ・スーパージュニア優勝時の「コソボ寄付事件」でしょう。
大会開催時からなぜか「俺が優勝したら（その当時紛争が激化していた）コソボの難民に賞金を全額寄付する!」と叫び続けて、「あぁこれはカシンの優勝は無いんだな」と思わせておいてあれよあれよのまに優勝。
表彰式ではトロフィーを投げ捨て賞状を引き裂き踏みつけ、小切手だけを抱えてリングを降りると真鍋アナに「お前が寄付しとけ!コソボだコソボ!!猫ババするなよ!!」と叩きつけてそのまま退場。

これだけでも完全に裏かかれたのに、本当にコソボに寄付をしていて数日後日本赤十字社から呼ばれて感謝状を贈られ、マスクをかぶったまま嫌々感謝状を受け取っていたのが最高に笑った。ひねくれ物にも程があるよ!!

あれって大会始まる前からカシン優勝って決まってるわけですよねえ。単に手の込んだギャグをやりたかっただけなのか（それで数百万円寄付するのは男気有り過ぎだけど）、実は賞金はもらえない事を知っていて、会社を困らせるためにやったことなのか（賞金は出なかったから寄付できませんとは言わせられないもんね）、いずれにしてもコクのあり過ぎる壮大なネタだ。どっちにしてもこんなに身体を張ったギャグはお笑い芸人には出来ないよなあ。早くプロレス界に帰って来てくれえ。