札幌記念

先日とある某大手競馬サイトの掲示板を見ていたら
「三浦騎手は凄いですね!新人として武豊以来の天才ではないでしょうか!」
っていう書き込みがあったんですよ。で、それに反論して「ユタカと比べるなんて早すぎる。福永祐一が来年100勝してG1の一つでも勝ってようやく並ぶかというレベル。ユタカを超える騎手なんて100年は出てこない」というDQN丸出しの書き込みがあったんですけどね。
アンチユタカの私があえて言いますが、お前ユタカを舐めるのもいい加減にしろと。向こう100年どころかあらゆる意味でユタカを超える騎手なんて永久に出てきませんよ。言ってみればビートルズみたいな物。セールスだの観客動員数だの視聴率だのそんな下らない数字で超えるバンドはいくらでも出てくるだろうけど、存在として超えることは絶対無い。数字で超える騎手が出てきたとしても、それは「武豊という革命的存在がいたからこそそこまで成長する人間が現れる土壌ができた」としか言い様がない。それぐらい空前絶後の存在ですよ。
そもそも「新人として武豊以来」と言うのは数字上事実だし、武豊以降今日まで新人としては並ぶ人間がいなかったのだから全くおかしな表現ではない。「超える」ではなく「並ぶ」なら。あと祐一は一昨年106勝してるしG1は既に19勝している。イメージ的に「勝負弱い貧腕のヤサ男」みたいなイメージを付けたがるのはわかるけど実際には重賞では時に思い切った騎乗を見せてくれる「勝負師」的なイメージで観ている人も多い。そんな基本も調べずに下らん事を書き込むから「種ヲタ必死wwww」とか笑われるんだよ。
そういった意味を踏まえた上で今週もあえて言わせていただくけどユタカ貧弱過ぎ。HBKを見習って怪我で引退→大舞台で復活を繰り返せばいいのに。


さて札幌記念
唯一の定量G2なんですよね。好メンバーを集めるための策だろうけど残念ながら11頭立て。将来的にG1になったら「宝塚記念札幌記念天皇賞(秋)」っていう中距離G1ローテを取る陣営も出てくるんですかね。インティライミみたいに「輸送が無い中距離しか好走できない古馬牡馬」はもっとここを目標にしても良いと思うんですけどね。


と言う訳で、G1勝ち馬なのに斤量的に不利が無いマツリダゴッホなんですけど、能力はもちろん適性も問題ないと思うんですよね。「2200がベスト」というのも事実だけど後述の通りそれは消す理由にならないと思う。気になるのは馬体重がマイナスの時は成績が良くない点(前走がプラス10キロオーバーの後のマイナス2キロで好走した例はありますけど)。実は有馬記念の時かなり早い段階から「本命はマツリダゴッホしかありえない」と言い続けていたんですけど当日プラス12キロを見てちょっと悩んじゃったんですよね。プラス体重が好仕上がりの証しな馬。
マイネルチャールズブライアンズタイム産駒というのが引っかかるんですよね。年明け〜春までしか走らなくて後は尻すぼみな血統なので。


シルクフェイマス
先週の札幌がサンデーばかり走っていた(というよりサンデーが入っていない馬はまるっきり用無し)だったことと、札幌記念ニジンスキー系が強いですよね。と言う訳でこの馬。
「この馬非根幹向きでしょ?」と言う意見はありますよね?でも札幌記念って非根幹向きの馬が良く来るので。しかもサクラプレジデントとかバランスオブゲームとかニジンスキーが利いた馬が。ついでにトウカイポイントなども合わせて「中山記念好走馬」がやたらに走っているのでそこを狙いたいけど残念ながら中山1800を勝った馬自体いないんですよ。走ったことのある(=負けた)馬もヴィータローザコンゴンリキシオーの2頭だけ(よってこの2頭は消します)。じゃあ中山2200m得意なこの馬とかゴッホでいいじゃん。休み明け苦手で叩き2戦目得意な馬なので休み明けだけが嫌ですけど。


マツリダゴッホ
上述の理由から馬体重以外で消す理由が無いので、現時点ではこれ以下には落とせない。


▲フィールドベアー
もはやサンデーが入っている馬なら何でも良いんですけど(笑)、しつこくいい続けている「サンデー×トニービンは中山非根幹最適」という持論から消せないなと。内枠引けましたしね。「能力が足りませんでした」と言うオチにならない限り実はこいつが一番堅実な気がする。
タスカータソルテ
ジャングルポケット産駒は北海道向き!」と叫び続けている以上仕方ないなと。
メイショウレガーロ
サンデーだし仕方ないなと。今回ブリンカー外すらしいので前走のようなちぐはぐは無いでしょう。