訃報が多過ぎる

「今年は訃報が多過ぎる」で検索したらとんでもない数字が出るんだろうなあ。


と思うくらい、ベタだけど今年は異常ですよね。今度はアベフトシですか・・・
清志郎の時はまだ「癌闘病中」という覚悟が出来ていたから「ショックだけど仕方が無い」で済ませることが出来たんですけど、三沢さん、マイケル、アグネスタキオンも合わせたらここの所ほぼ毎週ペースですよね・・・・


アベフトシも素晴らしいギタリストだったしTMGEも素晴らしいバンドでしたからねえ。ハチワンダイバーでしたっけ?TMGEのハイタイムを聴くとスイッチ入っちゃう人が出てくるヤツ。あれは納得。「ロックは不良の音楽」何ていうのはもう大昔の話だけど、TMGEブランキーは「子供が聴くと攻撃的になり過ぎるから禁止」とか言われてもうっかり頷いちゃいそうだ(厳密に言うとナパームデスだのエイフェックスツインだのバットホールサーファーズだのココバットだのもっときついのはいっぱいあるけど、まあ一般人に触れるレベルで)。これくらい「攻撃性」に特化したバンドは貴重。


イメージ的にはパンクの方が攻撃的に思われるけど、パンクは性質上諧謔性が含まれるというか誤解を招く表現をわざとするとギャグの部分が含まれると言うか、どこかに愛嬌があるものですからね。イギー・ポップが「パンクと言うものはポップでなければダメなんだ」と言っていたけど蓋し名言。


何とも言い様が無いけど「職場で意外なほどミッシェルの話題で盛り上がった」という事を持ってお悔やみの言葉とさせていただけないですかね?しかしどうにも2009年は喪失感の大きい年だ。