ラジN函館SSアフター

よく女性に対して「何歳までお父さんとお風呂に入ってた?」みたいな質問あるじゃないですか。お風呂どころか、大抵は中学生くらいになったら自分の部屋に父親が入ってくる事すら強烈に拒否すると思うんですけど、以前大阪の従姉妹の家に母親を連れて遊びに行った時に、一番下の娘(当時多分25歳前後くらい)が自分の部屋で当たり前の様に父親と一緒に寝るのをみてちょっとびびった&ちょっと感動しましたね。関西人って、自分が「気を使わなくても良い存在」である事をアピールするのに意地になる事ありますよね。江戸っ子のやせ我慢的な感じで。


函館SSは、ビービーガルダンが59キロだという事を、予想を書いたかなり後に気づきまして。この時点で1番人気だったワンカラットは「条件ドンピシャだけど、GI勝ち負けする馬を差し置いて1番人気で買う馬じゃないんだよな」と思って(あとヤネ)あえて名前は挙げてなかったんですけど、一頭だけ余裕のレース運びで力が全く違いましたね。アポロフェニックスがちゃんと馬券に絡んだので良かったです。買っていたとしてもド安目ですけどね。
それよりもラブミーチャン惨敗の切なさの方が胸に残るレースでした。
ラジオNIKKEI賞の方は、またこのお方なのかと。昨年から関東の騎手&馬が絶好調ですけど、これは栗東のDウッドコース閉鎖(ポリトラックコースに改装)が影響大きいんですかね。このレースの結果だけ観るとヘイローがワンツーしてミスプロが馬券に絡んだのだ&重い印を打ったナイスミートゥーが差の無い4着だから文句なしですが、アロマカフェは今気づいたけど菊花賞2着馬マイネルデスポットの牝系なんですよね。ならば嫌う必要も無かったんだなあ。2着のクォークスターはスカーレット一族。こっちも良血ですね。一族の中でもとりわけ短距離指向の強い牝系だから人気で買うまでも無いとは思っていたんですが。


それより、今週は過去の名馬の訃報が次々飛び込んできました。ブラックタイアフェアーシングスピールに続き昨日はオグリキャップまでも。
オグリキャップといえば私が学生時代の「スーパースター」ですよ。いちいち書くまでも無い、史上最もドラマチクな経歴を持つ「プロアスリート」ですけど、「ここで勝ったらインチキだろ」と冗談半分で思っていた引退試合で、本当に勝ってしまう所が真のスーパースターですよねえ。
今日の3場のメインは
タマモ(ホットプレイ)=宿命ののライバル:タマモクロス
ワン(カラット)=同じ境遇のライバル:イナリワン
と、過去オグリキャップが激闘を繰り広げたライバルの名前がサインだったんですかね。
・・・ラジN?タマモクロスを退け最初に勝った有馬と、イナリワンをクビ差凌いで3強対決を制した毎日王冠の間のオールカマーを勝った時の2着が善臣先生だったんですよね(笑)無理矢理だけどこれがサインという事で。激動の馬生だったオグリキャップ号の御冥福をお祈り申し上げます。