セントライト記念&ローズS

最後の一冠をかけてのトライアル開催で、いよいよ秋競馬本格開戦の趣ですねえ。最近冗談じゃなく本気で、競馬でしか季節の変わり目を感じられない世界になってきていると思うんですよね。


さてまずはセントライト記念
このレースの特徴はなんと言っても「上がり最速の馬が勝てないレース」。上がり3ハロンが35秒台のレースで、自身もその位の上がりで勝って来た馬を狙いたいです。血統的にはノーザンテーストテスコボーイなど昔ながらの日本血統。


◎シルクスチュアート
芝は2戦しか使ってなくてどちらも極端なレースなので本質を測りかねる部分が大きいんですけど、血統的にドンピシャで底を見せていないですからね。
アロマカフェ
血統(サンデー系×ヌレイエフ系×テスコボーイ系)も良いですけど勝ち方もここに向きますよね。
▲ファーストグロース
この馬来たら熱いですよねえ。能力的に怪しいから一応これでも印を落としたんですけど、ほとんど本命です。過去を見ると、まず1回使ったダートは無視で良いですよね?次にデビュー戦と近2走は、いずれも極端に遅いラップから突然速くなるギアチェンジを求められるレース。5,6走目は12キロ減から見てまず間違いなく本調子ではない。
こうして見るとまともなペースで流れてくれるレースなら5戦2勝3着3回と安定感抜群なわけで、デビュー2戦目で今回と同じ中山2200mを3着してるんですけどこの時の上位2頭(トウカイメロディ、インディアナポリス)ってかなり強いですからね。
△ミキノバンジョー
血統的にも良いですし、9月になって調子が上がるグラスワンダー産駒ですし。ただ、人気し過ぎなのでこの手のタイプは消えると思います。
2200で現実に勝ち鞍のあるゲシュタルト、ヤマニンエルブは、ゲシュタルトパドック次第。ヤマニンエルブは良くわからないのでヒモですね。


ローズステークス
阪神競馬場改装から今年で4年目ですけど、実はこのレースも上がり最速が勝ったことが無いレースなんですよね。毎年2着。


◎ワイルドラズベリー
上がり最速の馬が差し届かず、前にいる馬が凌ぎ切る・・・というイメージに合う馬&騎手な事と、今年は12頭立てなんですよね。この馬少頭数でしか勝ってない馬なんですよね。現実に桜花賞では最後の直線ここから行くぞというところでインにいた馬に弾かれて大きくロスしていたわけですし、京都よりも坂のあるコースの方が向くタイプだと思います。
アニメイトバイオ
パドック次第ですが。素直にアパパネで構わないんですけど、そろそろ一回サンデーの切れ味に負けても良い頃かなと。ANIMATEは普通に走れば恐らく上がり最速でしょうから2着候補。
△アグネスワルツ
アパパネ
この4頭でいいんじゃないかなあと思っています。アパパネは間違いなく一番強いですし、アグネスワルツも母父ヘクターだからトライアルに向きますしね。