2011夏

ロンドンの暴動のニュースを観てふと気付いたんですけど、来年ロンドン五輪なんですよね。中国も北京五輪の直前に暴動起きてたよなあ・・・。2008年に北京でやったばかりで2018年冬も韓国でやるなら日本に勝ち目なんて無いじゃんと思っていたんですけど、噂では「マドリードが最有力候補だけど、ロンドンから期間が短すぎるのがネック。」という状況で、意外にも日本にも目があるらしいです。まさかの東京五輪開催決定して喜びに湧く都庁を、暴徒と化した大量の失業若者が・・・なんてありそうだなあ。大体オリンピックなんて欲と金の権化みたいなイベントを「我欲が日本を駄目にした」とか寝言言ってる人間が招致する意味が分からん。それでいて「若者の嫌消費指向」とかニュースになると「近頃の若者は保守的!}とかキレるんでしょ。ただのメンヘラじゃねーか。


お盆は実家に帰ったんですけど、母親が「高岡何とかっていう宮崎あおいの旦那は正しいわよ!地上波のテレビは韓国ばっかりで全く観る気がしない!」と激怒していました。そして「CSはまだまともな番組を作るのよ!」といいながら自分の横でずっと武豊TVを観てました。あんた競馬全然わからないじゃん!でも「全然知らないジャンルの話でも、その道のエキスパートの解説は面白い」という感覚は分かります。
そんな感じで自宅とは若干違う実家のCSをだらだら観ていたんですけど、サッカーのロシアリーグって凄く面白いですね。一言で言うと高山×ドン・フライみたいな試合。自分のように特にサッカーファンでもない人間が観るには向いている気がする。
サッカーと言えば、自分はあのなでしこなんちゃらの試合を全く観ていないんですよね。あれだけ話題になったのに。「女子サッカー凄い!」というのは結構ですけど、男子も最低限相撲と野球を無くして全部サッカー選手にしちゃえば世界トップクラスだと思いますけどね。ダルビッシュとかイチローとか千代の富士とか、あのクラスが幼少期からサッカー一筋で純粋培養してたらとんでもない事になってたんじゃないですかね。この国土面積で、どんなジャンルでも必ず上位に顔を出す国って他に無いんじゃないですかね。


先日、飛龍革命検証番組を見ました。面白かったなあ。
もちろんMCはユリオカ超特Q東スポの柴田さんで、奥武山体育館の藤波と猪木のやりとりをいきなり検証したんですけど、レスラーに対して「何を言っているのか分からない」と普通に突っ込むのも凄いけど、自分でも覚えていない藤波も凄い。ユリQの「モイスチャーミルク配合!!」と叫んでいる説を取り上げて「あの当時モイスチャーミルクと言う物は存在していたんですが、シャンプーに応用されるのはもっと後の時代なんですよ」と実にどうでも良い取材まで律儀にこなしてユリQ説を否定する柴田さんの記者魂も素敵過ぎる。あれは結局「もうやらせてくれたっていいじゃないですか!」的な事を言っていたみたいですけど、ちなみに自分には「ボーイング747!」と聴こえます。その他ではドラゴンリングインの事も突っ込まれて「飛び降りてみたけど、やる事無かったんだよね」と笑顔で語るドラゴンが最高すぎる。
それにしてもこの頃の藤波は抜群に上手いですね。一時期「藤波は弱いのに会社に持ち上げられているから嫌われていた」みたいな観方が定着していたけど、単純に飛び抜けて上手いから嫉妬されていただけじゃないですかね。