メロンパンは日本人に非常に人気があります。

 メロンパンって何なの?
雑にいうと「甘くてやわらかいパンをクッキー生地で包んだもの」
です。

 別にメロンが入っているわけじゃございません。
当然クッキー生地よりパン生地の方が良く膨らむので、
焼いた時に皮が割れてひびが入る→何かメロンみたい。
ということでメロンパンという名前がついたのだと思います。
「俺はそう思う」と言うだけで、本当の所は知らないんですけど。

 で、メロンパンのポイントは
「クッキー生地で包まれている→生地が乾燥するのを防いでくれる→生地のしっとり感が長持ちする」
ということです。
 つまり、焼いてから時間が経っても他のパンに比べてしっとり感が持続する事が長所のパンなのです。
数年前に「焼きたてメロンパン」を売りにした販売車をやたらと見かけたけど最近見かけないのは、
単にブームが去ったということに加えて、上記の理由で「焼き立てであるメリットをそれほど感じない」からだと思います。

 メロンパンはなるべく焼き色をつけないように焼くんですけど、
「しっかり焼いたクッキーと、色の白いふにゃふにゃのクッキー。どっちを食べたい?」
と考えたら、多少しっかり焼く選択もあってもいいのになと思います。

 ちなみに、女性の方はバターロール等を焼く時でも白めに焼く傾向がある気がするんですけど、ある程度しっかり色を着けて焼いてカラメル化させた方が、パンがしっかりするし美味しいと思います。

 もう一歩進んで、「果たして、クッキーとふわふわのパンを同時に口に入れて、美味しく思うか?」
って言う考え方もあると思うんですよね。

そういうところから新商品のヒントとかが出て来るんだと思います。

一般的なメロンパンの作り方は、
「パン生地をクッキー生地で包んでそれを発酵させる」って言う作り方なんですけど、
この場合、ホイロで発酵をとると皮が溶けてしまう。
→室温で自然発酵させる。
って言う事になるんだけど、それだとやはり中のパン生地が正しい発酵状態とはいえないし、
結局の所、パン生地の発酵に応じて皮が切れちゃうんですよね。
それを防ぐために皮を厚くなるようにしたりして、結局上手くは無いんですよ。

ちょっとしたことで上手く出来るんですけどね。
あえてここでは答えは書かない。
詳しくは私のサイトも是非ご覧下さい。→http://www1.ocn.ne.jp/~ribot/
メロンパンのレシピもUPしました。