■首都圏のキヨスク、3分の1が臨時休業…リストラ補充失敗(読売新聞 - 04月13日 15:41)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070413i108.htm?from=rss

このニュースにはいくつか感じる物があった。
1)以前渋谷で働いていた頃、一般サラリーマンより終業時間が早い俺がまだ空いている駅に向かって歩いていると、俺を見かけた売店のおばちゃんが黙って頷きながら東スポ(当時90円)とお釣りの10円玉を、給水所のドリンク渡す係の人のように差し出して待っていてくれた。俺はいつも黙って頷きながら100円玉を差し出して、歩みを止めずに東スポと10円を受け取っていた。
もうこんな職人芸は味わえないのか。

2)五反田のKIOSKがいつも閉まっていて、契約社員募集のポスターが虚しく風にたなびいていて「ははぁ、また無能経営者がリストラ=リ:ストラクチャーだということを理解せずに優秀な職人の首をバンバン切ったのか?」と半分冗談で思っていたら本当にそうだった。

3)そういえばどこかの駅売店で、ガム1個買うのにわざわざバーコードを読んでレシートを渡された記憶がある。
どう考えても無駄だろ。おそらく「このシステムを導入すれば無能な安月給バイトでも今までの業務内容以上の成果を期待できるので人員コストを抑えられます。」みたいな売込みがあったんだろう。もしくは密約が出来ている企業から高く買い取ったか。そっちの方が正解っぽいか。

今はどこの会社でも、投資家が利益を確保するために人員削減を推奨するからね。こうして人がいなくて困ってる企業と働き手がなくて困ってる労働者が溢れていくシステムか。そりゃ嘘景気と自殺者の数はうなぎのぼりだわ。