「菜食主義ってよ〜。チーズとかは食って良いわけ?」
「そいつはだめだろうな。牛乳とか卵は牛とか鶏関係の物だから、クリームとか使っているケーキもダメだろうよ。」
「へぇ〜ケーキもダメ?でもその方が身体にいいのかな?」
「じゃあさ、やつら靴とかバッグはどうしてるの?革とかダメじゃんよ〜」
「そりゃ当然動物が可哀想と言うならスニーカー履いてリュック背負ってるんだろ?」
「うっへーそりゃ気合入ってるわ。ババァになってもバスケの選手みたいな格好してるんだ。レストランとか入れてくれねーぞ。」

レストランでの登場人物の会話ですね。

菜食主義にもいくつかジャンルがあるらしくて、植物以外全部だめと言う人もいれば、卵はOKとか牛乳はOKとか、魚はOKとかその人の都合で勝手に分けられてるらしいです。

僕は菜食主義の人間ってダメなんですよね。もちろん「肉の味が嫌いだから食べたくない」って言う人はOKですよ。それはただの好みの問題だから。

そうじゃなくて、「生き物を殺すのは良くない」とか思想がある人って本気で(放送禁止用語)だと思いますね。
「動物は痛みを感じているんだから、良くない」って言う反論をするんだろうけど、植物も自分が刈り取られそうになると周囲に何らかの信号を送っているらしいんですよ。これって痛みを感じて悲鳴を上げているのと同義じゃないですかね?
自分に聞こえない悲鳴は無視してよいっていうのは、相当やばいレベルで危険な思想だと思うんですけど。

一方で、エビとかカニとかの甲殻類は痛点が無いから痛みを感じないんですよね。こうなると何が何やらな感じがするんですけど。

あと、いつも思うんだけど、魚もダメって言うなら鰹節で出汁をとったらアウトですよね。
冒頭の革製品ももちろんダメだし、化粧品は牛の骨髄から抽出したコラーゲン使ってるから化粧しちゃダメだし、クジラの髭使ったバイオリンの弓とか羊の腸を使ったクラシックギターとか猫の皮を使った三味線とかも当然ダメだから、
菜食主義者の人は、すっぴんで味気無い飯食いながらピコピコ電子音楽をいつも聴いているという、相当歪んだ生活をしてなきゃいけないんじゃないですかね。
なんか、セレブだのロハスだのエコだのを売り物にしている女性芸能人に菜食を売りにしている人が結構いたような気がするんですけど、動物を殺して食べて血肉にするのと、殺して骨髄削りだして顔に塗りたくるのでは明らかに後者の方が(放送禁止用語)だと僕は思うんですが。
本気で菜食主義生活をするにしろ、都合の良い所だけ偽善ぶちまけているにしろ、相当な(放送禁止用語)だと思いますけどね。