ドクロ

さて、「撲殺天使ドクロちゃん」待望の第二期が決定して先週は特番があったんですけど、残念ながら僕の住んでいる家は大雨が降るとTVKの映りが悪くなってしまうので、週末の台風の影響で残念ながら観ること出来なかったんですよねえ。まあ音は聴けたんですけど。
この「撲殺天使ドクロちゃん」は、僕の中で確実にベスト3に入る大好きな作品なんですけど、この作品の一番の魅力は原作者のおかゆまさき先生の顔じゃないですかね。いや最高ですよ、いい意味で。って「最高」って言う言葉自体いい意味か。
どういい顔かというとですね。例えるならスプラッター映画で一番最初に殺される役みたいな顔ですね。気の強いヒロインを「今夜僕の家でパーティーがあるんだけど来ないか?」と誘ってさっくり振られて、とぼとぼ湖のほとりを歩いていたら開始五分で殺される役みたいな顔ですね。まあとにかく、びっくりした顔とかがっかりした顔が最高なんですよ。個人的には、ドクロちゃんの映像特典で千葉紗子にサプライズ誕生日プレゼントを贈るときの、クラッカー鳴らす時眉毛が物凄い八の字になる顔が好きですね。完全に全盛期のロック様超えてますよ。
ついでにいうと動きもいちいち最高ですね。イベントで千葉紗子の後ろで監督、UP、偽まると一緒に踊っているおかゆ先生の様子を(おかゆ先生に敬意を表してニコニコで)観ましたけど、おかゆ先生の踊り最高でしたよ!手拍子の動きがカワい過ぎ!!完全に全盛期のロック様超えてますよ。
おかゆ先生そのものを(もちろん非性的な意味で)好きな男のファンって結構いると思うんですけどね。多分、深夜放送のカリスマ葉書職人が表に出てきた!みたいな目で観ているような気がしてきてるんですよね。だってセンスがシュールすぎて絶対一般受けしないもん。「俺はわかってるぞ!」って言ってあげないと申し訳無い気がしてしまうと言うか。そういう意味では全盛期のコサキンリスナーとかならすんなり入っていける世界だと思いますね。
おかゆ先生は、元々いわゆる「剣と魔法」のファンタジー小説を書きたかったらしいですけどね。
やめといたほうがいいと思うなあ。文才がどうとかそういうことじゃなくて、
そういう真っ当な小説を書いていても、朝起きて夕べ自分が書いたネタ帳を見てみたら


「木工ボンド部公式ルール・・・色を付けるのは有りか無しか?」
「(9歳の少女+軍服)×濡れタオル=?」
「1色対4色の理不尽なオセロ・・・ごせろ」


みたいな事ばかり書いてあって愕然とすると思うんですよね。って言うかそうであってくれ。僕たちの遊び場から出て行かないでね。いや本当に楽しみですよ。何といってもアニメ版の監督は僕の大好きな水島努監督ですから。ついでに言うと、アニメ版「撲殺天使ドクロちゃん」は史上に残る神作品ですけど、「おかゆ先生のキャラクターが水島監督に気に入られている」って言うのがかなり大きい要素な気がしますね。あきらかに水島監督この作品が一番力入っているもん。