佐藤祥万君散る

音泉につながらん!どういう事だ!
さ、それはいいとして僕の一押しの佐藤祥万君がベスト16で消えました。
6失点KO、被本塁打1という数字ほどに打たれたわけじゃないので評価は落ちないんですけどね。
ていうかもう完全に足を引っ張られての負けなんで。9回熊代君にホームランを打たれた以降のボロボロ失点はどうでもいいんですけど、6回裏の攻撃は完全に采配ミスでしょう。あれで点を取れなかった時点で負けを覚悟しましたね。
佐藤祥万君は5回までは無安打奪三振9投球数54球のこれ以上ない内容。あまりに良過ぎて完封を意識でもしちゃったんですかね。
6回に打ち込まれた時は得意のインコース突きがほとんど無かったんですよねえ。あと、前にも書いたけど何でシンカーつかわないんだろう?まだ物にしていないから実践では使えないと言う事なんですかね?それでも、もっとボールになるスライダー使っていれば何とかなったと思いますけどね。明らかに相手はストレート待ちだったんで、ボールになるスライダーはクルクル回ってましたからね。
まあしょうがない。あとは智弁学園の佐藤龍司君に期待していきますか。


加筆


ぼんやりネットを眺めていてふと気づいたんですけど、「県高野連」って言う表現があることに今さら気づいた。県ごとに連盟があって、そこに所属している高校野球部が、主催大会に出場できるわけですね。
まあそれはいいんですけど、県ごとにルールが違うって言うか、「ここの県では公平を期するために他校の練習を訪問したりビデオで撮影したりするのは禁止」みたいな縛りが県ごとに違うんですかね?そういう表現を某サイトで見たんですけど。それはちょっとどうかと思ったなあ。「今はどこの県が一番ルールがぬるいから、○○県でこういう高校を作れば、野球部の知名度でぼろ儲けできる美味しい学校経営できますよ!」みたいなブローカーとかがやっぱりいたりするんですかね。
今はもう、プロよりもアマの方が育成能力も作戦立案能力もスカウト能力も、あらゆる点で上なのは常識ですからね。色々理由はあるんだろうけど、ひょっとしてプロ野球よりアマ野球のほうがビジネスとして美味しいっていう面があるんじゃないですかね?スカウトにしても監督・コーチにしても、能力ある人なら圧倒的にアマチュアの方がやりがいあるだろうしなあ。


再加筆


さて、智弁学園も負け、ひそかに注目していた新潟明訓の永井投手も消えてしまってすっかり興味なくなってしまった高校野球ですけど、大垣日大の坂口監督すげえなあ。引き上げてくる選手達がみんなカメラに向かって指をL字型に突き出してニヤニヤしてたからなんだろうと思っていたら監督インタビューでいきなり
監督「ちょっといいですか?イエ〜イ」
アナ「・・・・・・・・・」
監督「選手達とバスの中のカラオケで盛り上がって、やってくれって言われたんですよ。もう1回やっていい?
アナ「それはまた後ほど。


これは新しい。どうやら移動のバスの中でLOVEマシーンをみんなで歌って盛り上がったらしいですね。選手達もそのサインを送っていたのか。分かりづらいよ!
その後も
アナ「森田君はいつもの三振を取りに行くピッチングではなく内野ゴロが多かったですが」
監督「省エネか?って聞いたらにやっと笑ったから次の試合に備えたんでしょう」
アナ「吉田投手は打ち込まれましたが」
監督「あれで終わっちゃ可哀想だからまた投げさせたいね」
アナ「次は選抜決勝で負けた常葉菊川です」
監督「(他人事のように)面白いね〜」
イチイチ面白いなこの人。次勝ったら「ちょっといいですか?セクシービ〜ム!」って言って欲しいなあ。
そして、監督が散々放任主義的なコメントを連発したあとの主将インタビューの第一声が
「今日の勝因は監督の采配です。監督に信じてついて行ったら勝てました」
俄然興味深いチームになった。
まあこういう発言を見ると「相手の選手の気持ちを考えていない最低人間!」とか騒ぐキチガイが出てくるわけだけど、勝って喜ばない方がどう考えても不健康。