私は以前渋谷で働いていたので、東京の街中でねずみが走っているのを見てもそれほど驚きはしないんですけど、今日五反田付近で街路樹の植えられている土に穴を掘って暮らしているねずみが顔を出していたんですけど、そいつが全身青くて手先だけが赤いやたらにポップなねずみだったんですよ。どうなりたいんだ、都会のねずみ。


さて、競走馬の間に「馬インフルエンザ」という病気が広まって今週の競馬が中止になっているのは競馬に興味のない人でもご存知でしょうが、さらっと問題点を整理しておきましょうか。


・36年ぶりの出来事。
1971年にも馬インフルエンザが大流行して2ヶ月間中止になった事があるんですよ。その時にワクチンを投与する事が義務付けられて以降全く発生していなかったので「まさか」の出来事なんですよね。ちなみにこのときの発生原因はフランスから輸入した種牡馬が罹患していた物が広まったとの事。今回の原因は定かではないが、おそらく海外含め馬の移動範囲がやたらと広範になった事ではないかと。
・7月下旬から咳をする馬が目立っていて、関係者は「暑さのせいかもしれないけど・・・これはおかしいよ」と語っていた。
これはどうなんでしょうね。
JRAは検査をする前に「今週末の中止はない」と発表→その後今週出走予定馬163頭を検査した所29頭の感染が認められ中止。
なんじゃそりゃ。
・「今週の出走確定馬には診療所が検査を行う」と発表しながら実際にはほとんど行わず。
複数の厩舎関係者が証言。また「1頭だけ検査して、その馬が陽性だったらその厩舎の馬全部陽性と見なす」という呆れる検査内容も発覚。ていうか普段行われている事になっている検疫も実は適当だった事実も関係者の証言で発覚。は?ふざけてるんですか?
・高橋理事長は会見にも出席せず。文書による説明も一切なし(訂正。JRA公式で一応お詫び文は出ていました。まあもちろん自分では書いてないでしょうが)。最高責任者が完全無視。
おそらくゴルフとかがお忙しいんでしょう。氏ね。


JRAがクズ組織だと言うのは誰もが知っている事だからもはやどうでもいいんだけど、
って、良くねえよ!
なんていうか、最高に問題なのは「役人=ずさんな仕事をして一生税金を食いつぶす人間のくず」
という認識が常識になってきている事じゃないですかね。
社会保険庁を例に出すまでもなく、もう役人全員解雇でいいよ。JRAにしたってファンの総意は「真面目にきちんと仕事をする組織に改善するために、役人上がりを追い出せ」っていうのが常識だし、その考えに対して誰もおかしいとは思っていないですよね。多分今連想ゲームで「役人!」って言われたら「無責任!」って答えてしまう気がする。それくらい信用がないというか、もう今「役人=無責任」は確信に近い状態になっていると思う。そこが何よりやばい。国としてヤバイ。


まあ不快な話題ばっかりしても仕方ない。
先週書き忘れたけど、テイエムオペラオー産駒唯一の孝行息子、メイショウトッパーの初の重賞挑戦という晴れ舞台に、鞍上はテイエムオペラオーの主戦騎手だった和田竜二騎手へ乗り替わり。
いまだに時代遅れの「何でもかんでも武豊に乗り替わり」にうんざりしている時代にきっちりファンのニーズを汲み取る・・・。


 白 井 最 強
と言わざるを得ない。
これだから白井先生大好きだ。