さて、プチ羽海野チカマニアの私は、当然とあるネットラジオでそのお声を聴いたわけですけど
しかし杉田智和・・・。なんつーか、意地でも素の顔は見せないぜ!と言う凄みすら感じるほどいつ何時でもボケるなこの人は。もちろん大好きだ!
杉田とか神谷浩史お好み焼き食いに行ったり、仕事場にうすた京介が遊びに来たりする羽海野先生はなにげに相当羨ましい。ていうか女性の所に遊びに行って、ずっと知恵の輪やってるうすたが期待通り過ぎて最高だ。


さて、気持ちの上ではほとんど終了している高校野球ですけど、改めて文星芸大付が負けた試合を見返して思ったのは、


高校野球は1点を守りに行くと負ける

 
って言う事なんですよ。
もちろん1打逆転サヨナラとかの場面は例外ですけどね。
高校野球って
(1)高校生は当然のことながらプロよりも技術的に劣る。
(2)ベンチ入りの人数が少ないから使える投手数が少ない。
等の理由で、1点のリードなんて無いも同然だと思うんですよ。それよりも「1点もやれない」と言うプレッシャーでミス連発の方がはるかに恐い。だから意固地になって1点を守るくらいなら「大量点に繋がるくらいなら1点くらいくれてやる」って言うくらいの方が結果的に勝つ確率は高いと思う。

文星芸大付が同点に追いつかれた場面ですけど、佐藤祥万君も「1点もやれない」感覚で投げているように見えたんですよね。ほとんどワンバウンドに近いようなスライダーに相手は引っかかりまくっていたんだから、フォアボールを恐れずにスライダー連投でもよかったと思うんですよ。あと同点打ですけど、打たれたこと自体は打った選手を褒めるとしても、いくら打球が早かったとはいえ二遊間を破った当たりが外野の間を抜けるのはどうかと思うんですよね。
最終回は緊張の糸が切れたのかグダグダでしたけど、間に合わないのに無理して投げて暴投とか高校野球では良くありますからね。ああいう場面で無理をせずに「1点くらい上げてもすぐ取り返せる!」くらいの気持ちの方が高校野球では良いと思いましたね。
余談だけど高校生でも見かけるようになったアライバスペシャル(4-6-3で一塁だけアウト)ですけど、あれって一見派手に見えるけど、二塁手が振り向いて投げるよりはワンテンポ遅らせてでも暴投の危険をなくしているんですよね。そこが単なる派手なプレイとは違う。横浜高校とか広陵とか名門校の選手があれを許されているのは、指導者はちゃんと本質を見抜いているからだと思うんですよね。半端な指導者だったら「そんなプロの真似して格好つけるな!」とか怒って、結果的に無理な体勢で投げて暴投なんて光景が目に浮かぶ。
攻撃面でも、同点に追いつかれた裏の攻撃で一死一、三塁の場面でスリーバントスクイズ失敗→結果的に無得点だったんですけど、一死一、三塁って、守備隊形的には一番内野の間が開いてヒットが出る確率が高いんですよね。しかも右打者に対して左打者。どうせやるなら二塁走者を走らせて、開いた三遊間を狙い打ちくらいの方が確率高いと思う(一塁ランナーとのラン&ヒットならゲッツーになりにくいし)。
ゲッツーを恐れたかもしれないけど、間違いなく強行する場面だし、打者は佐藤君だからピッチャーはどうしても指に球が当たるのを恐れますからね。色んな要素組み合わせてみるとあの場面は必ずしも「バントの方がヒッティングよりバットに当てやすい」と言える状況ではなかったと思うんですよね。
というわけで、采配次第で少なくとも6回終わって3-1にはできたはず。熊代君のホームランを差し引いても1点差で逃げ切れたはずの試合だと思うんですよねえ。もちろん現場では監督は最高の判断をしたのだと思いますから批判する気は一切無いですけど、高校野球とはそういうものだと思いました。

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