ハンカチ王子で思い出す。

先週ハンカチ王子が投球時のクセを盗まれて法政打線にKOされたと噂を聞いていたのですが、ニュースで動画を観たら、真っ直ぐを投げる時は普通に腕を上げるけど、変化球を投げる時は握りが見えないように身体の線に沿って腕を上げていたのでバレバレだったんですね。なんかクセも律儀だなあ。
問題なのは、法政の選手が調子に乗ってそのクセをべらべら喋っちゃったせいで翌日には修正できちゃった事でしょう。
コレで思い出したのが野村監督。ノムさん阪神の監督だった時は自チームの選手のクセとか欠点をことごとくボヤキまくったせいで(例:○○は膝元の変化球を全く打てないから、外にまっすぐを見せておいて最後に膝元に落とせばクルクル回る、等)相手チームが「なるほど!そうやって攻略すればいいのか!教えてくれてありがとうノムさん!」とばかりにその通りに攻めまくったせいで3年連続最下位だったんですよね。しかもノムさんの言った通りの負け方を常にし続けているから、ノムさんの株は無駄に上がり続けて全て選手の無能のせいにされ続けるこの矛盾。実に日本の象徴っぽい。