いきなりどうでもいい話題からですけど、今年の高校生ドラフト指名候補選手を見ているとやたらに「翔」っていう字が目に付くんですよね。随分前に「今年生まれた赤ちゃん、男の子の名前で一番多く使われていた漢字は「翔」って言う記事を見て「え〜?そうか?」と思ったけど本当だったと言う事をどうでもいい所で実感してしまった。


さて、本日はプロ野球ドラフト会議高校生編が行われました。
まず先に我が横浜ベイスターズ指名選手を書きましょう。


1 田中健二朗常葉菊川
3 大田阿斗里 投 帝京高
4 佐藤祥万文星芸大付
5 坂本大空也 外 市柏高


ず〜っとこのブログで熱望し続けていた通り一巡指名を2連発で抽選外して田中健二朗佐藤祥万の両取り!!!!!!!!
しかも希望通り大田阿斗里までついてきた!!!!!!!!
いや〜コレ完全にトップクラスで勝ち組でしょ。
よつばと!的に言うと「おいおい!きょうなんかのひか!?なんかのひなのか!?」って感じですね。思い切って未練がましく残していたサウスポーをことごとく切ったのが功を奏したのかなあ。
ビッグ3と言われていたけど、個人的には前にも書いた通り、プロ野球で使用しなくなって余った「飛ぶボール」が大量にアマ球界に流出したために、昨年から今年にかけての高校生の「ホームラン記録」はあんまり信用していないんですよ。清原が「松井を観ても大した事無いと思ったけど、中田翔を観て初めて、こいつ凄いなと思った」って語っていたけどそりゃそうだろあんたがプロで使っていた飛ぶボールで野球してるんだから。というわけで中田はあまり信用して無かったです。
佐藤由規も以前に書いた通り球質が軽い「斉藤隆タイプ」と見ていたのでウチに来るよりは他に行く方が良かったと思う。
唐川?う〜ん。ロッテがライバルな以上最初からクジで勝てるわけないもんね。
ついでに高濱?高校生の時に無断で脱走した前科が気になるんですよねえ。身体も弱いし。阪神なんて一番プレッシャーのきつい球団入っちゃって大丈夫ですかね?
一応念のため言っておきますけどもちろんこれらの選手のプロでの大活躍は願っていますよ。


しつこいですけどこの両左腕がどう素晴らしいか解説しますけど、どちらも複数の球種でいつでもストライクが取れるタイプなんですね。これはウチが誇る正捕手:相川亮二が最も良さを引き出せるタイプ。
田中に関しては高いリリースポイントから角度のある球、最近のサウスポーが成功しているタイプでもある縦の変化球を2種類持っています。そして小さく早く腕を振るので相手からタイミングが取りづらい。
佐藤祥万は散々誉めちぎっているのでもう今さらなんですけど、とにかく僕が活躍を確信したのは興南戦で相手が送りバントをいくらしようとしてもことごとくファールフライに打ち上がってしまって仕方なく2ストライクから強攻策に出ざるを得なくなっているのを観てからなんですよ。
我々ファンはいくらネットや本で知識を得ても所詮バッターボックスで体感することはできないわけですからね。ならば一番間近で観ていたバッターが「横に固定したバットに球を当てるだけ」と言う単純作業すら全く不可能なのを見れば「球速は無くても球にキレがある」と言う評価に説得力も出るはず。
そしてこの2人には、未だにメジャー挑戦の夢を捨てていない工藤さんを横浜に引き止めるために「憧れの工藤さんと一緒にプレーできて嬉しいです!」とひたすら言い続けると言う重要な役目もありますから。いやマジで「工藤門下生」となるにはふさわしい2人じゃないですか!
まあこんなに充実感のあるドラフトは初めてですね。抽選も2回外して厄落とし完了したのであとは加藤幹典補強で100点満点中350点くらいのドラフトです。よくやった!!
ちなみに、ウチが獲得をほのめかしていた松山傑と中村憲はそれぞれ北海道と広島へ。
日ハムは速球派の若手投手をうまく育てているし、中村憲は下半身をみっちり鍛えれば必ずカープのエースになれる素材なのでそれぞれ良かったと思います。