先日のブログでhttp://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071012「今年の日本シリーズは巨人×ロッテになると見た」と書いた予想が早くも外れました。
やはり理論は発見した途端に崩れるなあ。この頭の悪さ、菊花賞でエーシンダードマンとローズプレステージ絡みの馬券しか買わない予定の僕としては非常に不安なんですが。
さて。
改めて見返していただきたいんですけど、http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071013翌日の表、パリーグはどこが勝っても問題ないんですよね。ただ、ネタの都合上一番数字の低いロッテを選んだわけで。
問題はセリーグなんですよね。ここで中日が阪神に勝ってしまったのをどう解釈するのか。
もちろん「中日が強いから」で片付ければいいんですけど、それじゃ身も蓋も無いので考察を続けます。
で、この理論を見た時に一応懸念していたのが「今年から始まるセリーグクライマックスシリーズでいきなり理論が崩れる可能性もあるんじゃないのか?」って言う事だったんですよ。
ていうのはですね。今までのデータはパリーグプレーオフ日本シリーズ。何が言いたいかというと、「得点能力を分散している方が強い」という推論を裏付けていたのがあの理論であって、お互いに投手が打席に立つ条件で全試合戦うのは一応初めての事なんですよね。検証するまでも無くセリーグの野球の方が「主軸依存型」なのは当然なので(表を見ても明らか)、セリーグクライマックスシリーズでいきなり理論が崩れる気はしていたんですよね。あれは当てる事を目的にしていたわけではなく「こういう面白い見方をしている人がいるよ」と言う紹介なんで。


まあそれはともかく。


シリーズ進出6チーム中唯一の「主軸依存型」チームである中日。やはりここがどんな戦い方をしてくるかが注目だと思うんですよ。
平均的なチームの4番打者並の得点能力を持つ選手が3人もいるんですよねえ。ちなみに主力依存度理論が唯一破れた近年の例が、森西武の、清原を下げて守備固めを入れた非常采配の時の日本シリーズなんですけど、ウッズは割りと走塁への意識が高めだしノリは守備上手いし森野もとりあえず不安と言うほどではないのでこの3人はそのまま使うでしょ当然。ていうか清原も(当時は)守備は上手いんだからあれはただのパフォーマンスだと思うんだけど。まあセリーグルールで戦うCSはともかく、日本シリーズ進出となればこの3人の打順は離した方が良いと思いますけどね。
それより投手起用のほうで何かしてくるかなという気はしているんですよね。当然日本ハムも分散型チームなので。あまり長く引っ張って「この下位打線を切り抜けるまでは・・・」みたいな投手リレーでは捕まると思います。
で、ふと思い出したのがオールスターの「一人1イニングリレー」。これってひょっとして日本シリーズを見越して「こういうことを試しに実戦でやってみたらどうなるのか」の実験をしていたんじゃないですかね。まあさすがにそこまで極端な事をするかは分からないですけど、落合監督はそれに近い事をするつもりじゃないのかなとは思いますね。まあ妄想ですけど。


ていうかどうでもいいけど山本昌、森野、井端・・・と主力にずらりと神奈川出身選手を並べてりゃぁそりゃ中日ファンは横浜に親近感を持つわな。