素敵な北上市/素敵じゃないやくみつる氏

youtube楽曲の使用解禁」
という記事を見たので何かと思ったら、要するにJASRACが新たな金づるを作りましたという話か。いや本当は良く読んで無いから知らないんだけど。
JASRACに関してはwikipediaを読むだけでも色んな意味で非常に面白いんだけど、ここんちの偉い人は「収益が落ちているから収益を上げる必要がある」的な発言をしていたよね確か。社団法人が利益を追求しちゃいけないから存在自体が民法違反だな。解散させろ。


やくみつる氏がハジケまくり
風俗嬢の日本一を決めるコンテストにやくみつるが審査員として出席し、風俗嬢とのツイスターゲームや乳首相撲の呼び出しとして大活躍したそうだ。首相撲って・・・。
こんな生ゴミを再発防止検討委員会に選んじゃうんだから日本相撲協会も凄いよなあ。再発防止検討委員会の会議でやくが敷島の乳輪の大きさについて熱く語ってくれたりしたらほんのちょっとだけ見直すかもしれない(無表情で)。もしくは暴力防止のために乳首相撲の採用を提唱したりね。コメンテーターとしてもとっても大活躍のやく先生なので、いっそ全ての事を乳首で語る乳首評論家になって欲しいな。重大な災害が起きた時に深刻な表情で「これは乳首で言うと桜庭あつこクラスです」とコメントしたり。
そこまでしたらやく先生を尊敬します(棒読み)。


大仁田厚M-1初戦敗退
へえ。よかったね(CLANNADに夢中になりながら生返事)。
どうでもいいけどこのM-1っていうの面白いんですか?って誰に聞いてるんだ。僕はこれこそがつまらなさの象徴だと思ってるんですけどね。前にも書いたけど、お笑いをスポーツ感覚で観ている気がして馴染めないんですよね。


構造転換とらえ街は育つ
なんかブログで日経の記事ばっか取り上げるのって格好いい人みたいで非常に恥ずかしいんですけど安心してください!全部電車で拾った新聞読んでるだけなんで。
最近岩手県北上市って目に付くなと思っていたらその秘密が明らかに。
この北上市では、伊藤彬市長ら市の幹部が市内百社を手分けして「御用聞き」回って、真に求めるニーズに迅速に応えるのだそうだ。高価な試験測定器を購入して二十四時間日曜日でも貸し出しに応じたり。市を挙げて三次元CADの技術者養成を強化したりしているのだそう。
「人材を求めて企業がやってくる地域を目指す」が目標で、実際にこの5年間で約三十社が進出し人口も二千八百人増えたそうだ。人口九万人の田園地帯でこの数字はかなり評価できると思う。
似た例として東広島市も大学を中心に学術研究都市を目指して活気付いている事を紹介。そういえば麻生太郎ちゃんも自著で、炭鉱頼みで瀕死状態だった筑豊に大学を誘致する事で立ち直らせた事を書いていたな。
両市とも80年代に政府が音頭を取った「テクノポリス」の数少ない成功例だそうだ。失敗例のほうが圧倒的に多く、八百億円を投資して有名建築家による立派なビルがそびえ片側二車線の道路が走るのに人口二千人の岡山県吉備高原都市も紹介。
この記事は佐々木雅幸:大阪市立大学都市研究プラザ所長の「街を育てるのは人やその街の文化芸術。箱物でなく人や文化に投資してこそ街の経済発展に繋がる」と言う言葉で締めている。
まあ思いっきりその通りなんですけど、やはり北上市の話は凄いですね。小さい市だからできる事なのかもしれないけど、ちょっと本気度のレベルが違いますよね。こんな市長がいるなんて思いもよらなかった。
ポイントは「御用聞き」と言う部分と「二十四時間日曜日でも貸し出し」と言う部分でしょうね。アンケート用紙とかポストに入れられてもなかなか真のニーズなんて測れないもんね。むしろ「はいはい後で文句言っても聞きませんからね。アンケート取ってやったのに答えないお前が悪いんだからね」という逃げ口上に使われるだけのオチがみえみえで萎える。
「二十四時間日曜日でも貸し出し」って凄いよね。とてもお役所の発想とは思えない。余談だけど郵政民営化の時に「郵便局が利用者のニーズを掬い取って年中無休になってくれたら最強なのにな」と思っていたんですけどそんな気配は毛ほども見えませんな。何でやらんのかね。言い訳はいっぱいあるんだろうけど「本当に全てクリア不可能な理由か?」と問えば怪しい理由ばっかりだと思うぞ。多分。
余談だけど、この伊藤市長が就任する前から北上市は独自のセンスを発揮していたようで
http://blog.mag2.com/m/log/0000125568/90140315.html
他に類を見ない文学的な市民憲章を制定している様子。こういう「インディー」的発想の町がどんどん出てくると面白いよね。こういう人に「学術的なパン屋で町おこしをしたいので協力してください!」とか頼まれたらやってあげてもいいな。まあ僕は寒いの大嫌いなので岩手なんて行きませんけど。
って、最後に余計な一言を言う芸風をいい加減どうにかしたいと思う今日この頃。