横浜ベイスターズ新外国人選手

最近よく「FAで選手を取った球団にはドラフトの指名権を剥奪するなどの処置をしてバランスを取るべきだ」という意見を見るんですけど意味無くないですかね?そんな事しても「自前で育てた選手を強奪される」という最も気分悪いパターンがむしろ増え続けるだけなので。
もう「全選手1年契約でシーズン終了後に全チーム解体する。そして巨人が欲しい選手を70人指名して残りを11球団で分ける。」っていう制度にすればいいんじゃないですかね。それでも巨人は優勝できないと思いますけど。
やっぱり読売新聞社は毎年優勝した球団の親会社になる権利を与える」がベストかな。これならあのキチガイロウガイも毎年優勝球団のオーナーになれてご満悦じゃないですかね。球団名から親会社名外せば特に不快感も無いし。


さて。横浜ベイスターズの新外国人選手が立て続けに発表されました。
5人発表して一人(ホワイティ)残留発表なので、これで噂のセギノール獲得は無し。
まあ別に構わないですけどね。パナマの怪人:セギノールがいなくても琵琶湖の怪人:セキノールがいますから。それにしてもドラフト含めてこれで新戦力が17人ですか。1/4入れ替えだ。派手何だか地味何だか良くわからん。昨年は多村⇔寺原等の大型補強。今年は数うちゃ当たる式か。でも結構良い補強してると思いますけどね。
一応各スペック紹介。
マイク・ウッド
  投手、右投右打
背番号:10
生年月日:1980年4月26日(27歳)


【身長・体重】
191㎝・100㎏
メジャーリーグ通算成績(5シーズン)】
試合数115、完投0、交代完了17、試合当初39、勝利16、敗北22、セーブ2、投回数344.0、
被安打419、四球125、三振183、失点237、自責点210、防御率5.49

マイナーリーグ通算(7シーズン)】
試合数93、完投2、交代完了2、試合当初86、勝利48、敗北20、セーブ0、投回数526.2
被安打493、四球121、三振398、失点218自責点186、防御率3.18


J.J.ファーマニアック
  内野手、右投右打
背番号:3
生年月日:1979年7月31日(28歳)


【身長・体重】
183㎝・86㎏
メジャーリーグ通算成績(2シーズン)】
試合数29、打数43、得点8、安打8、二塁打2、三塁打1、本塁打0、
打点2、盗塁0、四死球9、三振12、打率.186

マイナーリーグ通算成績(8シーズン)】
試合数889、打数3,271、得点514、安打883、二塁打163、三塁打36、本塁打84
打点408、盗塁101、四死球367、三振756、打率.270

トラビス・ヒューズ
 投手、右投右打
背番号:42
生年月日:1978年5月25日(29歳)


【身長・体重】
196㎝・106㎏
メジャーリーグ通算成績(3シーズン)】
試合数24、先発0、完投0、勝利1、敗北1、セーブ0、投回数25.2、被安打35
四球16、三振16、失点18、自責点18、防御率6.31

マイナーリーグ通算成績(10シーズン)】
試合数411、先発92、完投4、勝利56、敗北72、セーブ69、投回数983.1、被安打911
四球449、三振929、失点498、自責点402、防御率3.68

デーブ・ウィリアムス
 投手、左投左打
背番号:48
生年月日:1979年3月12日(28歳)


【身長・体重】
188㎝・93㎏
メジャーリーグ通算成績(6シーズン)】
試合数82、先発72、完投1、勝利22、敗北31、セーブ0、投回数408、被安打411
四球165、三振245、失点237、自責点219、防御率4.83

マイナーリーグ通算成績(8シーズン)】
試合数132、先発110、完投4、勝利46、敗北29、セーブ0、投回数707.1、被安打625
四球183、三振604、失点306、自責点262、防御率3.33

ラリー・ビグビー
内野手、右投左打
背番号:6
生年月日:1977年11月4日(30歳)


【身長・体重】
193㎝・86㎏
メジャーリーグ通算成績(6シーズン)】
試合数392、打数1227、得点164、安打328、二塁打56、三塁打4、本塁打31
打点137、盗塁25、四死球121、三振302、打率.267

マイナーリーグ通算成績(9シーズン)】
試合数470、打数1690、得点245、安打493、二塁打106、三塁打16、本塁打27
打点203、盗塁38、四死球215、三振381、打率.292


残留のホワイティを含めると投手が左右2人ずつに野手2人。ビグビーは外野手だしマニアは内野どこでも守れるのでバランスは良い。というか「バランスだけ考えて取ってないか?」と逆に勘ぐりたくもなる。値段も同じ様な物だし。
まあメジャーでの成績がそのまま反映するわけではないので数字に意味は無いんですけど、投手ではウッド、野手ではビグビーが一番大物という感じですかね。
ニコニコでビグビー、マニア、ウィリアムスの動画は観ました。ビグビーは結構良い感じですねえ。もちろん良い時の映像しかないわけだから当たり前なんだけど、外に変化する球を逆らわず左に大きい当たりを飛ばすあたりが好印象。打ってる球がほとんど直球系なので縦の変化にクルクル回っちゃったりしないかと不安はありますけどそこは未知数。守備は良いと言われてるらしいけど、動き出しが遅くて結果的にファインプレーに見えちゃうパターンに見える。まあ内野手登録なら外野は専門外だった可能性もあるのでこれまた未知数ではありますが。
しかし何だか名前に濁点が多いと強そうに見えるな。メジャー中継の発音が「BIG B」に聞こえるからそれがあだ名でよいかもしれないけど、どうせなら登録名を「ピピルピー」にして欲しいな。何でも出来ちゃう魔法のバット:エスカリボルグで相手をボコボコにして欲しい。
マニアはウ〜ンどうかなという感じ。ブログの流れをみていただければ解るとおり僕は「三振はむしろした方が良い」という発想なので「三振が多いから契約に四球特約をつける」というのが長所を潰す恐れも。ていうか発音は「マニアク(もっというならメイニアク)」なのにわざわざ「マニアック」とカタカナを当てるあたりは狙ってますよね。A-boyファッションに身を包んでオタク設定にして欲しいな。いっその事「業界初!ヒーローインタビューが声優の生アテレコ!」っていう選手にするのはどうですかね。声はもちろんマニアから一般人まで幅広く支持される若本規夫で。これはウケルと思うぞ。
ウィリアムスは結構面白いですね。「(´・ω・`)にょろーん」とセリフを付けたくなるようなやる気無しフォームで思いっきり手投げだったですけど、投げるたびにフォームを変えたり縦の変化があったり、「打者が打ちにくいことをする」事に徹している姿勢が現在のサウスポーの成功例に近くて好感触。
力任せに投げるタイプじゃないので投げ終わった後に体勢を崩す事もなく、フィールディングにも問題なさそうなので変な穴を突かれる事も少なそう。リリーフ陣に熱投派サイドスローが揃うだけに、先発陣に一枚加わると相当効果的に見える。
まあいずれにしろこれだけネタを提供してくれるとオフシーズンも退屈しないな。