今週のベイスターズくらぶ

さあ今週の横浜ベイスターズ応援番組：ベイスターズくらぶ。
ゲストは村田修一。ヒーローインタビューの語りが妙に長く説教くさい事で有名な村田。野球選手がテレビにゲストで出演する時って、無駄におちゃらけるか人事のようにボーっとしてるかどっちかばかりだけど、村田修一はやはり違うね。話振られなくても喋るべき時はちゃんと喋れるし。スーツにネクタイも好印象。今、ネクタイが格好いい。今さら「スーツにネクタイなんて古い」とか言ってるヤツってたまらなくダサくね？パンクスはネクタイが基本だろうが。
今日は新入団選手の発表記者会見？の模様。全新入団選手の声が聞けた。


小林太志はなんか妙に落ち着いてるなあ。印象としては「生徒会長」って感じ。「背番号（１４）にちなんで沢村賞を取ります」と力強くコメント。「もう一個球種を増やしたいので盛田さん、シュートを教えてください」とちゃっかりアピール。
桑原健太朗は「ベイスターズは華のあるチーム」とコメント。爽やかスポーツマンというより武道家っぽい。切れすぎるスライダーを早く実戦で見たい。他チームファンも桑原には興味津々のはずだ。
田中健二朗は「周りの人には負けたくない」と噂の気の強さをアピール。それでいて「自分の住んでいるところは山と田んぼしかないのでキャッチフレーズは『ハマの田舎』でお願いします」と全く意味不明なコメントも。なんかかわいくていいぞ。すかさず「僕の田舎は2年前にコンビニが出来ました」と相変わらず淡々とボケる盛田もいい感じだ。
背番号46は番長の若かりし頃の背負いしナンバーですよ。
佐藤祥万。俺だけの佐藤祥万。
全選手がスモークの中から現れるんだけど、イメージと違って超がに股でもっさり歩いてきたのでちょっと笑った。
「田中には負けたくないです」ときっぱり言い放ってにやりと田中を見やれば、タナケンもマイクを握って「僕も佐藤祥万には負けたくないです」と即やり返す。ピッチャー同士なんだから両方とも勝つっていうのも有りなんだよ。
背番号は60だった。「工藤さんの47を挟んでタナケン46、祥万48で並べて欲しい」「それが無いなら同郷の石井琢の最初の背番号66で」という願いはかなわず。まあ全然構わないですけどね。
そして「自分の故郷は世界遺産が（日光）近いのでキャッチフレーズは『ハマの世界遺産』でお願いします」と物凄い一言。やっぱ最高だ。ちゃんと親会社（TBS）を意識している辺りが偉い。先発タイプでは有るけれど、世界遺産のテーマ曲に乗ってリリーフカーで出てくるのもアリだな。
大田阿斗里。お姉さんはこるりさんとつぐみさんだそう。年齢的に、高確率で父親がストップひばりくんのファンだったと見た。3人目が男だった時ひそかにがっかりしたんだろうなあ。いや、ある意味ひばりくんの夢がかなったと言うべきか。
背番号58。「沖縄出身なので58をゴーヤと読んでください」とにっこり。記者？に「ゴーヤは苦いけど女の子には甘くアピールします、みたいなコメントをしてください」と言われ「ゴーヤだけに相手打者には苦い思いを味わってもらいたいと思います」と見事に切り返し。そっちの方が全然上手い。
実力を出し切れば必ず球界を代表するエースになる逸材だけに頑張って欲しい。
坂本大空也。何だこのかわいさは。大空也かわいいよ大空也。「笑顔がかわいいと言われます」と自分から言っても嫌味が無いのは凄い。正直実力未知数だったんだけど、ここまで嬉しそうな顔されると「入団できてよかったね」と言いたくなる。大空也と吉村裕基が並ぶと完全にマスコットだぞ。彼が入団して一番存在を脅かされているのは間違いなくホッシーとホッシーナだ。
関本雄大。背番号111。
一人だけ違う競技の選手が。もしくは、アマチュアの中に一人プロが入ってきちゃったみたいな。この体格で評判どおりの足の速さなら凄いというより恐い。
「ハマのゴリラと呼んで下さい」との事だが個人的に「琵琶湖の怪人：セキノール」を推したいなあ。
杉本昌都。一人だけ緊張しまくっているのが分かって微笑ましい。実は一番ウチの補強ポイントなのは若手捕手。一塁も未定ポジションなので、頑張り次第で活躍の場所は有るぞ。


村田修一は「一番気になっているのは大田阿斗里投手。剛速球で三振を多く取れるピッチャーなので若手のピッチャーに刺激を与えて欲しい」とコメント。興味深いね。
そして今年の村田といえば当然佐々岡からのラスト弾の話。
「普通なら、いったなあと思うんだけどいっちゃったなあという感じ」
「佐々岡さんの一番いい球であるカーブを投げてきたので本気の勝負だと感じた」
このコメントは高田延彦引退試合を思い出した。本気で殴りに来たかつての師匠に対して、練習で身体に染み込んだフックが反射的に高田のアゴを砕きKO。
「やってしまった」という表情で正座をしてうつむく勝者：田村潔司。
もちろん立場が全然違うのでそこまでの深みは無いけど、ちょっと今後の成長に影響を与える気がする名場面。
オリンピック代表の話も出たが、やはり重圧のかかる経験をして一回り成長したことが強く印象に残る様子。
他に、いわゆる松坂世代の55年会の野球教室の模様も。
ベイスターズの番組なのに後藤武敏や松坂大輔もたっぷり映すところが・・・って良く考えたら二人とも横浜高校出身じゃん。あれ？小池は不参加？
最後に、「村田選手の教え方がとても分かりやすかったです」という少年の言葉で締め・・・と思ったら「ベイスターズは好き？」という質問に「う〜ん・・・嫌いではないです」と率直過ぎる言葉をそのまま放送。だからベイスターズの応援番組だと言ってるだろうが！何故ベイファンはどいつもこいつもドＭ体質なのか。だがそこがいい。

ていうかひょっとして盛田って顔デカイ？