2007年を振り返る

特に意味は無いんですけど、今年一年を受賞形式で振り返りたいと思います。
(適当に今思いついた順に書いているので順番に全く意味はありません。)


最優秀萌え走法:アストンマーチャン
※名前以外の全てに萌えるアストンマーチャン。短い脚を真っ直ぐ伸ばしてチョコマカ走る姿は誰が観ても萌える。あの走り方を見る限りむしろダートでいけそうなので長く活躍してくれそうだ。
最優秀素材賞:もってけ!セーラーふくらき☆すたのオープニング)
マイケル・ジャクソンから時代劇(江戸の牙)まで、どんな素材でMADを作っても完成度が高くなる魔法の中毒曲。
最優秀ニコニコ動画レッツゴー!陰陽師をローゼンで(実写FINALver)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm375932
みうらじゅんいわく「発注が無いものがアート」。ならば、ここまで誰からも発注されるわけが無い作品を金かけて作る事(無駄とも言う)こそアートに他ならないと言えるだろう。
最優秀女性ヴォーカル:水瀬伊織釘宮理恵
※「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 08 水瀬伊織」の破壊力は相当な物。M-1フタリの記憶が名曲過ぎる。冗談抜きで今年一番良かったCD。余談だけど、ライムスターの宇多丸先生が「perfumeこそアイドル界最後の切り札」的な発言を繰り返しているけど、現在成り立っているアイドルはアイマスだけだと思う。perfume中田ヤスタカ以外の何物でも無いし。鈴木あみでももじぴったんでも井上麻里奈でも全く同じなんだもん。あ、良い意味でですよ。
最優秀男性ヴォーカル:みうらじゅん
※アニメや競馬以外で私が唯一毎週観ている「シンボルず」。そのエンディングテーマ曲が「おとこキッス」。この脱力感は最高過ぎるだろ。日本語ロックの新たな地平を切り開いたと言っても過言ではない。はっぴいえんどがどうしたとか奥田民生がこうしたとか言う人間がこの曲聴いてなかったら間違いだと断言できる。
最優秀シングル:メグメル/だんご大家族
※説明不要。
最優秀新聞記者:高木圭介
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071026
※高木圭介記者が東スポプロレス面にいる限り日本は不滅なのである。個人的には高木記者の独占インタビュー(捏造記事)シリーズでは、橋本が引退を決意した時だか何だかの蝶野のインタビュー
「豚(橋本)はカッパ(武藤)と猿(木村健吾)と一緒に天竺にお経を取りに旅にでも行ってりゃいいんだ…ったく。…」と言うのが一番好き。あれ?ひょっとして武藤に対して「豚と猿と…」だったかな?どっちにせよ最高だ。
最優秀グッズ:100円ショップの土鍋
※一人前の米はこいつで炊けば最高だと言う事が分かってから随分と楽になった。
主演男優賞:高田総統
※全ての点において最高な高田総統だけど、高田総統がここまで怪物化したのは長州力に対して「黒パンツのロートル」と言い放ってペットボトルの水をぶっ掛けて侮辱しまくった時からだと思う。あれ以来「普通は自重するような誰もが心の中で思っている事を、平気で公衆の面前で言い放つキャラ」になってから輝きだした。個人的には「愛・地球博」の時に名古屋で大会があったときの
「ところでだ。愛知万博キッコロモリゾー。アレは全然カワイク無いな(キッパリ)。まあいい。話を元に戻そう」
っていうのが最高に痺れた。
最優秀アニメ:撲殺天使ドクロちゃん2
※なんだかんだ言って、作品の完成度と言うかレベルの高さでは一番。コストパフォーマンスの悪さも一番だが。面白いんだから仕方が無い。
最優秀アニメ監督:水島努
ドクロちゃんも「おおきく振りかぶって」も面白かった。ドクロちゃんに見る様なギャグのセンスももちろん最高だけど、「オトナアニメ」のインタビューで「昔はカメラを振り回していたけど、劇場版でそれをやると観ていて疲れる事がわかってからカメラを固定するようになりました」と発言している事から分かるようにストレスを感じさせない作りが実に心地よい。「語れるものが良い作品」みたいな風潮になって、ストレスが大きい方が話題作みたいな扱いをされがちけど、本質的には水島監督のような人をもっと評価すべきだと思う。
最優秀投手:佐藤祥万
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071212
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071003
※この夏私が最も関心を抱いた選手が佐藤祥万。選手としての資質も発言のレベルも最高だ。TBSは「世界遺産スペシャル〜ハマの世界遺産佐藤祥万が案内する日光東照宮〜」を早く企画すべき。
ノーベル平和賞三浦大輔
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071203
※時間があれば施設や病院を訪問し、不幸な環境にある少年達を見舞い続け、不治の病で余命幾許も無い少年を「絶対に病気治して球場で一緒にキャッチボールしような」と励まし続け、車椅子でしか移動できなかった少年が、ついには自分の脚で立つことが出来るようになり憧れの野球選手と横浜スタジアムでキャッチボールをできる様にまで回復する…
その少年は結局亡くなってしまったけど、担当医師でさえ「奇跡だ」と言うほどの勇気を与えたのは間違いなく我らが番長:三浦大輔に他ならないのである。
そんな「リアル:全米が泣いた」男とでも言うべき漢なのに、少年達に勇気を与える行動をするのがあまりにも当たり前の事過ぎて、ゴールデンスピリット賞の受賞にも「驚きで自慢のリーゼントが乱れた」くらいびっくりしたと言うのだからピュアハートにも程がありすぎるだろウチの番長は。
最優秀出産:辻希美
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071207
※何でも、杉浦太陽が「デキ婚対策」的な本を出版するらしく、二人で暮らすための資金の事や両親への説得の仕方、何よりも愛がなければ結婚をするべきではないと力説する、非常に真面目と言うか現実に子供を授かって不安に思っているカップルに対して実践的なアドバイスを送る内容になるらしい。それはそれで頑張って欲しいと思う。
ていうか個人的には、しつこいけれど辻ちゃんインディーズアイドルとして「最強○×計画」をカバーして欲しいなあ。辻ちゃんが「こ・づ・く・り・しま・しょ」と歌ったら最高じゃね?できれば「SEX MACHINEGUNS feat.辻希美」なら最高。原曲がほとんどプログレみたいな難曲なので相当演奏技術が無いとカバーできないですからね。ストレスで酒焼けしたデスボイス辻ちゃんAnchangのツインヴォーカルでどうよ。若者にアピールできるようにダンスミュージックの要素を入れるなら、タモさんの祈祷(安産スッポンってやつ)をサンプリングしてカットアップコラージュしよう。ライブが終わったら「今夜もマシンガンのように子作りするぜ!」と叫んで夫婦仲良く円山町に消えて欲しいな。いやふざけてるわけではなく本当に頑張って欲しいです。全然ファンでは無いですが。
最優秀都市:北上市
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071030
※政治に限らず、こういう小回りが利く組織作りってこのご時世かなり重要だと思う。でも世間の感性は正反対だと思う。
最優秀アダルトビデオ:きら☆すた
私はこの作品の実物を観ていないので、丁 dai様のレビューをお読みいただければ。
http://tyodai.blog47.fc2.com/blog-entry-147.html ←他人様のレビューですけど、エロシーンは皆無なので安心してご覧いただけます。
※タイトル通りアニメ「らき☆すた」のパロディ。なのだが。
このTMAのアニメパロディシリーズは原作そのままを強引に実写で、物凄いチープに再現していて良識的なファンを激怒させているんだけど、忠実にアニメを再現する事に専念するあまり段々エロシーンが減っていってついにはこの「きら☆すた」では本編が絡みはおろか裸どころか下着も、水着すらないという異常に健全なアダルトビデオに。何でだよ!
撮影現場でアニメそのものをモニターに流しながら撮影すると言う驚愕の演出センスも最高だ。なんかもう「歌詞が似ているからパクリ」とかそんな事で訴訟とか起こしている輩が実に小物に見えてくる。本家が停滞している現状でフライングして「涼宮ハヒルの消失」を映像化してしまうのもイチイチファン心理を刺激していて最高だ。
しかも調子に乗り過ぎなTMA涼宮ハルヒのパクリから始まったこのシリーズのエロシーン抜きのドラマ部分だけを編集したDVDの発売も決定。「全年齢対象コンシューマ版」というキャッチが笑える。ていうか「そろばんを弾いていたら発売できない」って、ただの過去作品の編集版だろうが。それとも取りおろし映像があるのか?
ていうか真面目な話、key3部作があまりにもストーリーが良作過ぎるために「エロシーンは不要」とされて行ったのと同じ道を歩んでいるのが興味深い。明らかに男性向きなエロビデオやエロゲからどんどん性描写が淘汰されていって女性向けの作品の性描写が酷い物になっていってるのだから、こういうのを指導している人達もアニメのパンチラをオミットして悦にいってる場合じゃないんだけど。
流行語大賞能登かわいいよ能登
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071206
※これも言ってみればネットスラングみたいな物だけど、ストレスが溜まるスラングが多い中でこれがある意味発明だと思う。「周囲が何と言おうと自分が好きなものは好き」っていうある意味「マイブーム」に近いニュアンスの言葉だと思うんですよね。「人参かわいいよ人参」でも「ハマのおじさんかわいいよハマのおじさん」でも好きな言葉を当てはめればOK。
ちなみに私は最近広橋涼に夢中なので能登は以前ほど好きではなくなりました。好きですけどね。ていうか今「notかわいいよ能登」って言ったヤツ表に出ろ。
ツンデレ永世名人釘宮理恵
※来年からアニメのレギュラーが週10本。それに加えてゲームだのラジオだの、他にも
http://www.dears.co.jp/news/archives/35.html
↑こんな仕事とかが舞い込んでくるわけだから冗談ではなくお身体が心配なのである。だがしかしナンバーワン兼オンリーワンなんだからしかたが無いのである。そしてこのカルタを買おうか本気で迷う私がいるわけである。
ていうか国は早く釘さまを重要無形文化財に指定すべきだよな。小泉の時は人気取りのために無駄な国民栄誉賞を連発してたけど、夢の麻生太郎総理が誕生すれば決して夢物語ではないはず。どうでもいいけど麻生さんがなんかの漫画雑誌の広告に出ていた時の顔は実に良かった。「政治家のポスター=嘘笑顔」と言う図式が定着した中であの顔の作り方は凄い。


以上。