CDとか

さて今年は社会人になって初めて正月三が日休みと言う夢のような休日を過ごしているので、久々にCDショップにお買い物に出かけたんですが。
う〜ん、ずばり言って一般的なCDショップはもはや存在価値無いですね。とくに外資系のHMVとかヴァージンとか。探しにくいし品揃えがどこに向かっているのか見当がつかない。
CDが売れなくなっているのは明らかにネットの影響なんでしょうけど、それ以外の部分でも兆候はあったはずなんですよね。特定の事務所所属のアーティストのCDを「何百枚仕入れないと今後あなたの店にはCDを卸しません」と脅して無理やり売りつけて数字だけ作って全てを破壊したのは他ならぬ各レコード会社ですからね。食品の偽造と根っこは同じだよ。もう根本をいじらなきゃダメだ。
だからレコード会社が困るのはざまあみろなんだけど、CDショップが沈没していくのはよろしくないですよね。でも浮上する道はあると思うんですけどね。滅茶苦茶知識のある店員だけを集めて「昨日○○っていう映画観にいって、クライマックスにかかった曲が気に入ったんで、ああいう音楽探しているんですけど」「あぁそれならこのCDなんかどうですか?」みたいに対応できる店とか。
その後レコファンに行ったんだけどここはいいですよ。基本的に中古CDショップだけど、「安く購入する」と言う目的じゃなく「こんなCDあったの?知らなかったよ!」と驚かせてくれる、良い意味で変な品揃え。久しぶりにジャケ買いブーツィー・コリンズのクリスマスソングのCDを買いました。最高!池袋ってブラックミュージックに馴染む土地なんですかね?20年前くらいに僕がよく通っていたYOU&Iは、まだR&Bがブラックコンテンポラリーと言われていた時期にその手のCDが異常に充実してましたからね。
ていうか今回僕が何も考えずに購入したCDがブーツィーとトルコの軍楽とHIVESなんですよね。自分で自分の目的が分からん。とりあえず「友達を作る」と言う目的からは遠く離れた気がするのは確かだ。