共同通信杯

東京は一週間に3度目の雪ですよ。2週続けて競馬が延期になったのは21年ぶりとのことで。
今週のみんなのケイバは、以前から「初心者向けというならまず馬柱の読み方を教えないと話にならないだろう」と思っていたらその馬柱の読み方講座を軽くやっていた。あと、川合俊一は今日は「重馬場適性を重視した」との事でペールきゅん本命。やっぱり「毎回基本的なアプローチの例を見せる」という方針と観た。と言う訳でやはり川合俊一は良いけど構成とほしのあきがダメという結論にしかならん。思い切ってホソジュンがうっかりかわいく見えるくらいビジュアル的にひどい女子をMCに起用するのもアリな気がしてきた。最終的に吉田アナ&細江純子MCへの助走という事で。
さてシルクロードS
人気のアストンマーチャンが飛びましたけど、これは予想できたと思います。重馬場でトップハンデはやはり買えない。それ以前に、ここは「徹底的にスピード寄り」な馬を狙うべきなんですよ。もうヨーロッパの香りが全くしない馬から入るべき。
と言う訳で直前予想ではテイエムノブシオーから入ろうと思っていたんですよ。まあ基本的にハンデ戦は避ける方向でいくつもりなので真面目に予想はしてないですけど。
このテイエムノブシオーという馬は名前に似合わず超アメリカ血統なんですよ。つまり馬鹿なんですね。アメリカだとなんで馬鹿なんだよと言われるかもしれないですけど、アメリカの競馬はとにかく馬を何度も使うように、負担のかからないダートレースばかりなんですね。でスピードに寄った血統なんですよ。厳密に言うと「アメリカ的スタミナ血統」とかもあるんですけどそれはおいて。
まあアメリカ人なんてみんな馬鹿ですから。あいつらに味覚なんて無いから。食育なんて発想無いから。あいつらケチャップにケチャップつけて食ってるから。
余談ですけど「野武士」といえば昔週刊プロレスの選手名鑑に「グレート野武士」っていうドインディレスラーが載っていたんですけど
「生年月日:江戸時代」
って書いてあったんですよ。どんだけスケールでかい年齢ごまかしなんだよ!2年連続成人式出場の世界記録保持者の安西ひろ子もびっくりだよ!
さ、気に入っているネタを無理やり使うのはともかく、シルクロードSはそのスピード馬鹿血統のコパノフウジンが普通に穴あけてましたね。フジキセキファイングレインの父)はダートでも強いパワー血統だし、ステキシンスケクンのダンジグ×ミスプロという配合もアメリカ的ですからね。今回は馬場状態もあってややパワー寄りだったけど基本的に馬鹿を買えば良いのだと思います。あと、京都1200は、ダート短距離とか新潟直線とかの馬鹿レースを使われてから来た馬が穴を開ける気もする。
さあ、散々引っ張って共同通信杯


本命:スマートファルコン


普通に考えると「トニービンの血が入った馬を狙う」ってなるんですけどね。そんなもん何百年前の血統知識だよと。今時府中でトニービンなんて幼児でも知ってるっつーの。今日サザエさん観てたらタラちゃんが「共同通信杯トニービンの血が入ってる馬を狙うでちゅ」って言ってたっつーの。
あと亀谷がよく言う「ターントゥの血が入ってる馬」っていうのも無しね。そんなもんどこもかしこもターントゥ祭りだっつーの。先週の府中の新馬戦なんて2鞍で31頭中27頭がターントゥですから。そんなもん参考にするやつが馬鹿でしょ。ていうかいい加減亀谷も「ターントゥかノーザンダンサーの血を持った馬が強い」とか訳分からん事を言うの止めてくれ。今の日本でどっちも入ってない血統の馬なんていったい何頭いるんだよ。アラバスタたんとかウオッカ位しか思いつかん。あれ?両方とも府中専用機じゃん。ここら辺なんかのヒントか?
で、最近の共同通信杯を見るとですね。
馬券に絡んだ馬の血統を見ると、ミスプロが結構目立つんですよ。そりゃもちろんヘイローは目立つんだけど、割合で言ったらミスプロの絡み具合は凄い。
共同通信杯って、特に改装後を観るとラスト3ハロンが11秒台で連続するレースなんですよね。京都マイルみたいな芝レース。
で、京都芝マイルって、割とダート血統の馬が平気で来るじゃないですか。

多分「無酸素運動で頑張り切る」みたいな意味でのスタミナが必要になるんじゃないかと思うんですけど、

それも含めてガルチだのエンドスイープだのジャングルポケット(競馬好きならダートでやたら強いのはご存知の通り)だのクロフネだのストームキャット(ダイレクトキャッチの母父)だの
「ダート血統だけど芝でいける」馬が来てますよね。だからそういう馬を買えばいいんじゃないかと思ってるんですよ。
だからゴールドアリュールでいいんじゃないかと。
かと言ってダートだけでしか走れない馬は昨年のフリオーソみたいに消しですね。
ついでに、ヌレイエフが母父に入った馬が出ると勝率100%なんですよ(2頭だけですが)。そう考えるともうスマートファルコンしか見えない。
このスマートファルコン、前走のジュニアCでとんでもない強い勝ち方したんですけど、レースの上がりを2.5秒も上回る異常な脚で差し切り勝ち。2.5秒ってどのくらいかというと、例えば昨年のジャパンカップで勝ったアドマイヤムーンとはるか後方のヒラボクロイヤルの差が2.5秒。ビデオで観て、「この差を残り600mの位置から詰め切っちゃったのかよ・・・」と堪能していただければ。ついでにこの数字、単なる前崩れのタナボタではなく、当日の古馬準オープンと0.4差なんですよね。通常この時期の3歳馬なら古馬1000万レベルにあれば重賞級ですから。数字的には強烈に強い。
ただし、2年前の同じジュニアCでそれ以上の脚を見せたキンシャサノキセキの現状を見ると「罠」という気もしないではないですが。

と言う訳で上に書いたような適性の馬を狙いたいんですけど、それとは対照的に、中京1800って「いかにもヨーロッパ血統」が来ちゃうレースですよね。そこを勝つ馬は適性正反対では無いかと。別に将来的にホッカイカンティの方が圧倒的に強かろうが知ったこっちゃないんですよ。スマートファルコンはここで強さを見せて本番では人気で飛ぶと思っているので。
と言う訳でホッカイカンティは切ります。パラダイスクリークが平坦で強さ見せちゃったら次は疑ってかかるべきだと思うし。
サダムイダテンなんですけど、基本的には「消して美味しい人気馬」だと思うんですよ。何せ新馬戦で戦った馬はなんとその後全て勝ち上がって無いし(こんな事珍しいと思う)、NIKKEIはあまりにも遅過ぎて判断のしようが無いですから。
でも、上でミスプロの血を高評価しているので無理に切る必要は無い気がします。ただ惨敗しても個人的には驚かないです。
外枠フジキセキサブジェクトは当然消し。
と言う訳で予想としては
マイネルプレーザ
サダムイダテン
ショウナンアルバ
スマートファルコン
ノットアローン
のボックスで。一番恐いのは「3歳の重馬場の西山牧場」のニシノシュテルンなんですけど、これはちょっと悩む。
まあ今年ダート血統馬が勝っても「08年は雪で延期した年だから参考外」とされればずっと使えるアプローチなので美味しいなと。そう考えたらニシノシュテルンが勝ってくれるのが一番良い目晦ましになるのか。
じゃあスマートファルコンから5頭流しにしようかな。