さてCLANNADなんですけど、この流れはずばり言って藤林杏スルーの流れでしょうか。ひょっとしてあの体育倉庫のお笑い場面だけが見せ場?
広橋涼が「何話目かは分からないけど、最初の台本ではセリフがあったのに本番では杏、椋、ことみの場面が全面削除され、役が無くなったけど一応現場に行った」みたいな話をしていたので、もう今後出番はほとんど無いのか。広橋さん・・・また京アニのせいでそんな憂き目に・・・って、原作知らないから憂き目なのかどうか分からないですけど。でも今にして思うと泉こなた役っていうのはちょっと違うなと思う。もっと完全に漫画っぽいキャラっていうか、ずばり言って東谷小雪以上のはまり役は無いというか。
まあそれはもういいとして、ゲーム原作のアニメが面白いなと思うのは、ゲームではできない主人公キャラを客観的に観る視点が作れる点で、そこに味付けが無理なくできるということですね。つまり最初から未完成部分があるからこその傑作というか。最近の作品は小説でも映画でも何でも、語り過ぎか説明しなさ過ぎ(スタイリッシュとかそんな逃げ道を作って)かどちらか極端で「もっと本質的な部分で工夫しろよ」って思うんですよね。やっぱり制限があるものの方が面白いんだなあと思う。
あと、DVD第二巻のオーディオコメンタリーで私服のデザインの話が出ていたけど、CLANNADは他の学園物に比べて私服の比重が結構大きい気がする。今週の話なんかまさに。