今週のベイくら

しかし横浜はオープン戦の成績悪いんですよねえ。まあ成績は気にしてないんですけど、投手陣の底上げが全く感じられないのは気になる。実質桑原謙太朗が中継ぎ候補に加わったくらい?佐藤祥万が出てきているのは個人的には嬉しいが今そんな事じゃダメだろとも思う。先発はウィリアムスが失敗しているみたいなのでとりあえず工藤、三浦、寺原、ウッドに土肥と入来?それはせつな過ぎる。高崎がローテーションを守れないようでは本格的に近い将来暗黒だ。
その祥万、一度目の登板はワンアウトも取れず降板。涙を流して悔しがったらしく、次の登板では2回を1失点とまずまず。嬉しい事だが本当は2軍でじっくり先発として腕を磨いていただきたい。


今週の盛田幸妃インタビューは木塚敦志。連続リリーフ登板記録保持者の鉄人だ。
インタビューで木塚が語っていたのは「6回、7回といった重要なポイントで投げるのが一番やりがいがある」と言う事。これは確かにその通りで、また前に紹介した「図解プロ野球 新・勝利の方程式(田端到/著)」の話だけど、相手に点を取らせてはいけないポイントとして「何イニング目までリードしていれば勝てるか」を点差別にまとめたデータがあって、
1点リードの場合=8回を押さえる事が重要。
2点リードの場合=7回を押さえる事が重要。
3点リードの場合=リリーフの貢献はほぼ必要ない。
となっているんですね。さらに、相手の打順が3順目にはいったところを抑えられるかの先発投手の重要性にも触れていてこれも納得の話で、6,7回を抑える事はデータ上からも重要。データから重要性が分かる事を当事者が感じているという事は相当にレベルが高い事なので、やはり木塚は素晴らしいと言う事だ。そしてクローザーは実はセットアッパー程に貢献度があるポジションではなく、常に平常心できっちり先頭打者を打ち取ってくれるような人ならよろしい。はっきり言ってクローザーにはセットアッパーほどのタフさは必要ない。


今週は田代二軍監督のイチオシ選手紹介コーナーで内藤雄太を紹介。月刊ベイスターズでも紹介していたから相当にお気に入りの選手なのだろう。左打者だし、くらいつくようなポテンヒットを放っていたのが印象に残った。そういうタイプは今のウチにいないだけに頑張って欲しい。ていうか今なら志願してファースト転向するのが早道だと思うぞ。