春のG1シリーズ直前に思う。

さて、先週の高松宮記念は良馬場前提の予想だったので実に悩ましいタイミングで雨が降り始めたのを見て買うのを止めたんですけど、あれは買えないですね。重馬場にでもなれば買おうと思っていたファイングレインと一滴も降らない前提でしか買わない予定のキンシャサノキセキのワンツーですからね。
ていうかファイングレインは持ち時計を2秒も縮めちゃったんですよね。こんなの予想しようがないですよ。割合で言うと、例えばアルカセットジャパンカップレコード2:22:1を翌年2:17:1で更新しました、みたいなレベルですからね。「ふざけてるの?」って聞きたくなるような、冗談みたいな更新振りですから。
ファイングレインに関しては幸騎手の好騎乗に尽きるでしょうね。再三しつこく言っているように幸騎手の昨年末あたりからの「好位から完璧なタイミングでの仕掛けでしまい確実」な競馬の安定感は凄いですからね。かつての「きれいなユタカさん」を観る様。
で、僕は今年の皐月賞レッツゴーキリシマを買い目に入れたいので、頼むから内枠に入ってくれと祈るばかりなんですけど、こういう騎乗は皐月賞向きですよね。で、調べてみたんですけど幸騎手は今まで以外にも3回しか皐月賞には出走した事ないんですね。いずれも勝ち目のない人気薄だったので向き/不向きを判断するには無理があるんですけど、12番人気のダービーレグノを5着に持ってきた事があるので、さすがにその時よりは全然色気を持てる馬が来た今回狙い目ではないかと。年長者からも後輩からも慕われる(らしい)幸騎手にはぜひとも頑張っていただきたい。


というわけでそろそろ本格的なクラシックシーズンが近づいてきたんですけど、今年の3歳路線はベタだけどやはり馬インフルエンザの影響が大きかったのではないかと。
そんな事は誰でもわかりきってることなので具体的に言うと、「3ヶ月くらい進行が遅れていると考えれば良いのではないか?」と思っているんですね。サダムイダテンだのフサイチアソートだのサブジェクトだのはいかにも夏の新潟あたりでちょっと目立ってその後消えるキャラっぽいじゃないですか。マイネルチャールズも「あの弥生賞は実は京成杯でした」といえばすんなり納得だし、共同通信杯が平年の東京スポーツ杯くらいじゃないかと思うんですね。
ならば皐月賞も「いかにもトライアルホース」みたいな本番では用無しタイプを選べば・・・ってこれだとマイネルチャールズ切れないな。困った。とりあえず決まっているのは「ノットアローンレッツゴーキリシマは確実に買う予定」ということですね。