千利休の名言

私の職場に、もはや憧れを覚えるほどのダメ人間がいると言う事はすでに何度も書きましたが。
先週も「微熱がある」「歯医者に行きたくなった」などしびれる理由で欠勤したんですけど、「もう何もかも嫌になった」「僕にはこの仕事があっていない」的な発言を朝残していなくなったらしいので、事件など起こされても迷惑なので(心配している人間は皆無)一応探したらしいんですけどね。
夜には普通にママのご飯を食べに家に帰ってきたらしいです(注:今年29歳)。
・・・自分探しの旅が日帰り!!!!新し過ぎる!!!!もう日本の将来が心配を飛び越えて明日日本が滅んでも驚かないね、俺は。

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今日の千利休の名言
「過ぎたるはなお及ばざるが如し。されど人は過ぎたる程に、及ばざる程に面白いと感ずるも真のこと。」


千利休と言っても漫画「へうげもの」に出てくる千利休なのでフィクションですけどね。まあ作者の山田芳裕自体過剰に過ぎたる人なんですが。作品中の意味としては「虚飾を限りなく切り捨てる事で『わび』を追求してきた千利休が、その事自体が『権威』になり『形式』になってしまった事にがっかりして初心に立ち返る」みたいな感じですね。


この言葉、どうにも解釈できちゃうので僕の思うところとは全く逆の意味で「本当にその通りだよね!」と解釈されちゃう可能性が高いんですけど、直接生存権に関わるような事に関しては過ぎちゃってはダメ(例:無駄に巨大店舗を進出させて地域密着の商店街を破壊したり、逆に極端な縮小をしたり、どの駅前も同じ風景にしやがったヤマダ電機等)ですけど、特に娯楽に関しては「余計な事」が面白いんですよね。


余計な事=イライラする&不安感を煽られる。


不安感って脳を活性化させるらしいですよ。確かに何不自由ない人生送ってる人って全然頭回らないもんね。最近の「とりあえず何でも叩く」風潮は世の中をつまらなくするだけでなく知能レベルも低下させているのだな。競馬だって血の気が引くほど負けた時の方が頭活性化するもんなあ。これはちょっと違うか。