名前それは萌える命

数年前から思っていたけど、もう日本には四季という物は無いですよね。順番に表すと
梅雨秋雨
くらいの感覚じゃないかと。「冬」を檜山修之ヴォイスで、その他を能登ヴォイスでお読み下さい。みたいな。


さあ今週末も東京は元気に雨らしいですよ。絶対これって石原のカスが400億円も無駄遣いした罰を与えられているんだと思うんですけど。今週末は特に私にとって重要な日なのに・・・。もううんざりですよ。小倉優子的に言えばうんざりんこですよ。略してうんこですよ。小倉優子といえば「オトコのコオンナのコ」は超名曲なのでブクオフなどで発見したら即買いするように。


と言う訳でオークスは当日の馬場状態を把握するまで予想保留にしようと思うので全然(物凄く)違うお話。
最近の馬の中で僕が「これは格好良い馬名だ!」と感心したのはラインクラフトの母:must be loudなんですよ。(追記:思いっ切り間違えてます(笑)↓コメント欄参照)香港に行ったら「静寂禁止」とかそんな名前?サンデーサイレンスの仔にしてこの名前なのがまた含蓄があって良い。アメリカの種牡馬Empire makerもかなり格好よい名前のでアメリカ行って何とか種付けしてくれないかなあ。ミスプロ系と相性が良いんだから無理筋ではないはずだ。でも「ラウドエンパイア」とかダサさ極まるネーミングされちゃいそうだな。


で、全然逆に完全脱力して感心した馬名は「ナゾ」なんですよ。このセンスには脱帽した。ちなみにこいつの父親はナリタブライアンを倒した世紀の一発屋で有名なスターマン、そのまた父親はWise Counsellorなんですよ。賢い相談員の子孫がなぜナゾ?
しかもこいつは金沢競馬出身なんですけど、そこで勝った時の2着馬の名前がチカテツなんですよね。さらにチカテツが勝った時の2着馬の名前がモーターボート。もう何が何だか分からん。
金沢競馬の実況中継聞いてる人は「さぁ最後の直線、先頭はモーターボート!モーターボートが逃げる!2番手からチカテツ!チカテツ先頭に踊り出る勢いだ!内からモーターボートが差し返す!チカテツとモーターボートの壮絶な叩き合い!!外からナゾが飛んできた〜!勝ったのはナゾ!!ってどんなルールのどんな競技をどこでやってるんだかしかも何が勝ったのかさっぱり分からないよ!!
こんなナゾちゃん(注:女の子)をウィニングポストという競馬ゲームで発見した時は正直爆笑しましたね。もちろん即購入しました。アグネスデジタルとの仔を身篭っていたので(何でこんな良い馬種付けできていたのか不思議だ)、翌年生まれた子馬には両親の名前を取って「ナゾナゾデジタル」という名前をつけました。正直競馬ゲームで今まで付けた名前の中で一番気に入っています。
血統理論も特に無い馬だったので正直大して強くなかったんですけど、「ダメな子ほど可愛い」とは良く言った物で自分の牧場で作ったダービー馬よりも全然愛せましたね。ゲームでは7歳で引退なんですけど、7歳の12月のCBC賞で初めての重賞制覇をするという出来過ぎたドラマにはちょっと涙が出ました。


で、アグネスデジタルといえば当然白井“最強”寿昭調教師なわけで、当然この馬もゲーム内の白井先生の所へ。
前にも書きましたけど、白井寿昭先生は非常に男気があり、常にファンの気持ちを第一に考えているお方で、
昨年のジャパンカップの時、ダービー制覇以降精彩を欠き、さらにエリザベス女王杯を直前に取り消すというアクシデントに見舞われた角居厩舎のウオッカをみて「スターホースのあんな姿はファンは見たくないんだ。ウオッカが復活する事がファンサービスなんだ」と男気が疼いて角居先生の元に出向き、ウオッカの調整方法についてアドバイスを送ったというエピソードには心底痺れましたね。自分より全然若い、素質馬をたくさん奪っていっているライバルに、しかも自分の管理馬も出るレースでアドバイスですよ?そしてジャパンカップウオッカは人間で言うと20歳そこそこの女の子くらいの立場なのに男のトップアスリートに混じって0.2差4着ですからね。ハートだけじゃなくその調教理論も並ではない事が素人にも良く分かる。
白井先生こそロールモデルとして全世界が見本にするべき人物だね。最高です!!


悩める若者から相談を受けても自分自慢しかせず、「洗面器の水をグルグル」とか意味不明なことしか言わないどっかの職人とは全然違うな。