'08オークス（２）

ところで今年の春のG1戦線は友道師、昆師、藤原英昭師、と3連続初G1制覇調教師中（なんか日本語変だ）らしい。どうでもいいけど昆師がかぶっていたゴーストザッパーのキャップ超欲しい。あれは格好よい。

さてオークス。まずは血統面から。
昨日は「血統は関係ない」と書いたんですけど正確には「スタミナという点では」なんですよね。昨年書いた「ファラリス4代重ねは底力が足りない」というのは実際に当たっていた（1,2着とも異系を含んでいた）ので今日はそれを踏まえてふるいにかけてみたいと思います。
残るのは
シャランジュ
アロマキャンドル
レッドアゲート
ムードインディゴ
ブラックエンブレム
マイネレーツェル
ライムキャンディ
ソーマジック
エアパスカル
オディール
リトルアマポーラ
意外とミーハー配合っぽいイメージの馬も含まれるんですよね。11頭も残っちゃったか･･･
で、そんな観点から上の馬の血統を見ると･･･何故かヴィエナの名が目立つんですよね（オディール、ブラックエンブレム、シャランジュ内に存在）。
ヴィエナはチャーチルの持ち馬だったらしいですけどそれはともかくハイペリオン系。ちなみに昨年勝ったローブデコルテが持っていた異系の血はこのハイペリオン。「日本で成功する種牡馬は牝系にハイペリオンを持っている（サンデーもノーザンテーストも）」という説得力ある意見もあってですね。ハイペリオンのクロスを持っているシャランジュをちょっと押したいなと。今回は重馬場だろうから軽い馬は敬遠したいし。でもそれを言ったらアロマキャンドルの方が凄いのか。と、そんな感じでまずはボンヤリと眺める。

ちなみに今回の爆笑問題：田中祐二さんの本命はブラックエンブレムらしいです。僕が前から言っていた馬ですね。最近良くかぶるなあ。彼が最近G1で当たらなくなってきてるのは僕のせいな気がしてきた。
彼の馬選びのポイントはほぼ僕と同じなんで割愛しますけど、今回はやはり僕同様に「馬体重を減らしてきた馬は軽視したい」という方向の様子。
上にあげた11頭のデビュー以来の馬体重の増減を見ると
シャランジュ＝410→422
アロマキャンドル＝484→480
レッドアゲート＝430→428
ムードインディゴ＝460→456
ブラックエンブレム＝448→460
マイネレーツェル＝402→400
ライムキャンディ＝504→508
ソーマジック＝490→490
エアパスカル＝418→422
オディール＝448→442※
リトルアマポーラ＝474→466
オディールは放牧後に馬体を減らしてきたものを戻しての数字なのでマイナスと見なくても良いでしょう。
リトルアマポーラがちょっと気に入らない以外は結構消えなかったですね。ここでいっぱい消えると思っていたのに（笑）。ていうのは「レジネッタやエフティマイアやスペルバインドやトールポピーは馬体重減で消し」と言うつもりだったのに既に上で消えていたとはね。まあ薄い配合で激走したら反動は出る」と言う判断と言う事で。

リトルを消してもまだ10頭残っているので、明日は馬場状態なども考慮して結論を出していこう。