続き

ようやく春めいてきましたね。ってこの表現があってるのかどうかも最早分からん。ていうか暖かくなってきたのはいいんだけど電車の中がファッケスト寒い。殺す気か。あんな冷房必要ないだろ。オシムだったら「あなたは冷蔵庫の中でかき氷を食べる時に冷房を必要としますか?」とか分かったようでまるで分からん例え話を出すに決まってるね。


と言う訳で昨日書き忘れた東スポの記事。
カイチュウ博士(東京医科歯科大学名誉教授:藤田紘一郎氏)が現在の健康ブームに警鐘を鳴らす記事。
このコラムによると、厚生労働省のメタボ基準を当てはめると、40〜74歳の男性の94%、女性の83%が「異常」と判定されます。成人10人の内9人が異常なんてありうるのでしょうか。メタボと言われて薬を飲んで寿命を縮める人が少なからずいるのです」
ほう!これは驚き。
藤田先生の筆力の素晴らしいのは実に簡潔に的確に問題点を挙げていること。


国民医療費の3割が生活習慣病の治療に費やされているのです。このままでは大変な事になるのは分かります。
→しかし、「痩せた方が良い」というのと、お上から「痩せろ」と言われるのはちょっと違うと思いませんか?お上から言われるとうさんくさいと思うのです。
厚生労働省のメタボ検診のガイドラインを作成したメンバーの内、国公立大の医師11人全員2002〜2004の3年間で計14億円の寄付が、ガイドライン作成では9人の委員全員に8億2千万円の寄付が、治療薬メーカーからあったと言うのです。


・・・どうよこの有無を言わせぬ説得力。今の健康ブームなんて「役人が金を巻き上げたいから嘘をつきました」という以外の何者でもないと言う事が実によく分かる。太りすぎや塩分の取りすぎは良くないという「事実」を隠れ蓑にして真実をかき消す役人が大好きな手口。環境問題だって、大事な事は重々承知の上で僕がいつも突っ込み続けているのは「ペットボトルのリサイクルというけれど、リサイクルをする事にペットボトルの原料以上のエネルギーを使っているんじゃあリサイクルそのものが環境破壊じゃねえか」っていう基本を見失ってどないすんねんと言う事なんですよ。「ペットボトルをやめてビンや缶に戻しましょう」と言う話ならそりゃ賛成しますよ。正しいもん。
あらゆる局面で官僚が日本を壊しているけど、理由はシンプルなんですよ。こいつらにとって「予算を寄り多く分捕る」っていう事だけがおのれの優秀さ(もちろん自分で勝手に思っているだけ)を示す絶対正義なんだから。これをブレインウォッシュしない限り永久にダメなままなんだって。明日から公務員は朝6:00に出勤させて「経費削減するぞ経費削減するぞ徹底〜的に経費削減するぞ」と、3時間ひたすら唱えさせて逆洗脳してから業務に入る、位のことをやった方がいいな。