アカギ

今日久々にアカギを読んだんですけどやっぱ面白いですねえ。鷲巣麻雀がいまだに続行してるけどついに鷲巣から血を吸い取る展開にまで来ましたか。いや読んでない人にはさっぱり意味不明だろうけど。福本伸行はやはり最高ですねえ。
いまアニマックスでアカギのアニメ版やってるから観てるけど漫画版にはかなわないなあ。漫画の存在を知らずにアニメ版だけを観ていれば素晴らしいと思うかもしれないけど。
最近の漫画なり小説って最初からメディアミックスする前提で出来てますよね。だからつまんないんだよなあ。その点福本作品は明らかにアニメ化だの映画化だのされない前提で出来てますよね。結果的にはされたけど。まあ福本伸行が「カイジがアニメ化されたら美心役の声優さんは○○さんがいいな〜。萌え〜。」とか言いながらカイジを描いていたら逆に物凄く尊敬しますけど。
福本作品の醍醐味って、「ルールそのものは問題ではない。問題は人がそのルールに対してどう動くか」っていう事ですよね。奇抜なルールが出てくるけど問題はそれに対して人が順応するか、どう克服するか、っていう事ですから。アカギでは全てを見透かしたような悪魔的天才少年、カイジではもがき苦しみながら必死に克服しようとするダメニートが主役と言う対比もまた興味深い。
っていう話から翌日に続く。