夏競馬

気候的にどうなのかは最早分からないんですけど、安田記念が終わってバーデンバーデンCの名を聞くともうすっかり夏・・・と思ったら今年から番組変わるんですね。僕は番組編成をこまめに変えるのは割りと賛成派なんですけどこういう季節の節目になっているものを変えるのはどうかと思うなあ。


で、阪神マーメイドSなんですけど、競馬界のエリック・ビショフこと禿調教師がまた物議をかもしそうな事をしてますね。27戦1勝2着1回の馬を当たり前のように重賞に出してくるとは・・・。
僕は重賞に条件馬を出してくるのは割りと賛成派なんですけど(少頭数の重賞とか萎えるので)、ハンデ戦に1勝馬出しちゃダメだろ。これでもしG1馬でも出てきて物凄いハンデ背負わされて壊れでもしたらどうする気だ。と、思って軽く振り返ってみたらG1を3勝しているテイエムオーシャンがこのレースに出た時に59キロを背負ってるんですね。そしてこの時に飛びぬけて軽い斤量だったのがレンドフェリーチェ。500万条件を勝ち上がったばかりの身だけど成績は(2.1.0.1)。これで51キロならまあ納得でしょう。この場合はむしろこんな所に出てくるテイエムオーシャンが大人げないとしか言い様がないし。ハンデキャッパーもシャドウストリームのハンデを絶対出走不可能な斤量にしちゃえばよかったのにね。23キロとかさ。そんなの乗れる騎手いねえよみたいな。


なんか意味分からんキャッチフレーズに早速東スポが疑問を投げかけている。今年から新馬戦を「メイクデビュー」とかいう名前にする理由の新馬というのは競馬特有の用語なので分かりにくいから」という物に対して「新+馬で新しくデビューする馬が走るのだなというのは競馬を知らない人にでも分かる。メイクデビューの方が分かり易いと言う事は断じて無い」というもの。そりゃそうだ。でも「JRAのやることは全ての点において間違っている。正しい事なんて一つも無い」というのは競馬ファンの常識。今さらケチを付ける気にもならん。ていうかこれJRAが考えた訳ではないんじゃないの?どうせ電通とかでしょ。この腐ったセンス。
そんな事より現場からの意見として「毎年強い馬が勝ち上がる特定の新馬戦を特別扱いにしてはどうだろうか」という意見は素晴らしい。かなり盛り上がると思う。いっその事中央4場の新馬戦で一つだけ「メインで行われる新馬戦」というのを作ってはどうだろう。デビュー戦がいきなりメイン!人気を背負ってここで負けた馬は「だめな谷津」とあだ名を付けられる事確実だ。もしくはほとんどの馬の故郷である北海道で新馬特別戦をやってもいいですよ。そして出走馬の母親が特別に誘導馬やったりして。スイープトウショウが物凄いモンスターペアレンツぶりを発揮したりしたらどうしよう。みたいな。まあ後半部分はどうでもいいけど新馬の特別戦っていうのは良いアイデアだと思いますよ。ファンの要求が高まればJRAも検討するかもしれないですよね。十兆年後ぐらいに。