今日の東スポ

最近織田裕二が妙に気になる。
以前から「織田裕二といえば世界陸上」と言うのは知っていたけど、オリンピックで今まで一番好きだったタイソン・ゲイ選手に見切りをつけたらしく、現在収録中のドラマの撮影の合間にも「オリンピック観た?ボルト凄かったよ!」と話題はほとんど陸上の話。セリフを「そんなインチキで勝ってもドーピングで金メダルを取るようなものだぞ!」と勝手に陸上使用に変えたり、小声で「ボルト・ボルト・・・」と小声で呟きながらジャンプし続けたりとにかく行動の全てがRIKUJOUなのだそうだ。
織田裕二といえばテレビを全く観ない私ですら顔と名前が一致する超人気俳優さんだ。そんな人がここまで徹してるんだからそりゃ凄い。スポーツ中継に関係ない芸能人が出演する事を毛嫌いする人でも「そこまで好きならとりあえず陸上は織田裕二でいいよ・・・」と納得するはずだ。こういう面白い人は「イケメン」とか「トレンディ(死語)」とかつまらないレッテル貼らないで欲しいなあ。ていうかこの一連の流れを織田裕二ゲイへの興味薄れる」と思わせぶりな見出しにする東スポはやはり最高だ。絶対見出しから先に思いついたと見た。


と言う訳で今日の東スポ
貴乃花親方重大発言
この手の見出しがつく時は大抵くだらない話題の時が多いのだが(例:カズ緊急提言:スタジアムに洋式便器を増やせ!等)、この貴乃花親方の発言は聞き逃せない。
あくまで「(大麻保持疑惑の力士たちが)無罪であることを信じてあげたい。祈っている」としながら「結果が悪ければ秋場所中止も視野に」「相撲協会の是非が問われる。悪化した物を取り払うべき」と協会の改革の必要性を指摘したと言う事だ。
今までも「サポーター制度導入」「ナイター開催」「相撲学校設立」等相撲人気復活への提言をしてきた貴乃花親方だがこれまで全て「生意気だ」と逆に叱責される始末。長州力ばりに「非常ベルが鳴ってるのに誰も気付かない」と協会の体質を危惧してきた親方だけにファンの信頼回復には抜本的改革が必要だとの思いが強い様子。ていうか貴乃花親方が「新・相撲協会」を設立するなら個人的には断然支持しますよ。さらに髪型を以前のファンキー過ぎるパーマに戻してくれたら最高。
その横の記事で松浪健四郎が「外国人力士を締め出せ」と言ってるらしいけど僕はそれは違うと思う。力の無い新弟子は寄って集って金属バットで殴り殺して、素行のおかしい外国人は怖いから見てみぬ振りをすると言う「日本人力士の体質」こそが真に問題だとしか思えないのだが。


興毅まさかの変心「敬語覚える」
「今頃になって遅いとは思う。恥ずかしいけどな。俺も大人にならなアカン」と、協栄ジム時代の「こうき は あいさつ を おぼえた!!」からさらに進歩した事をアピール。空港での囲み取材を終える時に「(取材を終わらせて)大丈夫ですか?」と早速覚えた敬語を使う事が出来たようだ。どうでもいい事だけど、個人的には亀田一家を不自然にバッシングする人達(具体的には乳首相撲行司のやくみつる)が不快なので敵の敵は味方的な理由で亀田興毅は応援したい。


フサイチホクトセイ号が森厩舎から古賀厩舎に移籍
移籍自体は珍しくないんだけど古賀調教師の「森調教師がオーナーとトラブルを起こしてウチに転厩してきた」という率直過ぎる移籍理由コメントが斬新。ぶっちゃけ過ぎだろ。


コメントが書き換えられて騎乗依頼を断わられる事もある
新聞のジョッキーコメントは実に短くまとめられているのだが、「〜ですね」と発言したのが「〜だね」と書き換えられただけでも「生意気なヤツだ」と調教師に取られる事もあるらしい。字数の関係で語尾を変える事などはよくある話だと思うが実害が出てしまうのなら可哀想な話だ。ていうか毎回「今日は伸びなかったね」とコメントを残すあのお方はアンタッチャブルですかそうですか。


鈴木みのる三冠挑戦無視され激怒
何から何まで気に食わない。三冠挑戦を全日プロに黙殺された鈴木は会見で、自分を無視した武藤敬司社長、淵正信取締役に対する怒りをぶちまける。経営センス、人間性、容姿、頭髪の有無、ファッションセンス、さらには「人の道」まで説きだし、地球に生きる生命体としての武藤と淵を全否定した。
ついには「顔にペイントしたら別人格?そんな遊びは家でやれ。この異常気象、大雨も雷雨も福田首相の辞任もすべて武藤が悪い」と断罪した。(高木圭介)
・・・。言ってる側から確実にコメントを書き換えてる(と言うより完全に創作している)東スポ最高だ。やはり高木圭介記者仕事はいつみても完璧。