road to last crown

タイフウイッカと聞いて「台風一家?台風が親子連れでいっぱい来るの?」と思ったとかあからさまな嘘とかは要らないですかそうですか。週末の馬場状態が悩ましいと思っていたら予想外に早く台風が通り過ぎていました。


と、本題に入るその前に
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080812
以前書いた大庭騎手がまたもやタケデンノキボーで穴を開けていましたね。この馬大庭騎手が超大穴を開ける時に条件を満たしている上に舞台設定もベストだったんですよねえ。今日は馬券を買ってなかったのでスルーしちゃいましたけど。


さて今週はセントライト記念とローズS。3歳馬最後の栄冠を目指す戦いがいよいよ始まったと。
まずはローズS。
阪神外回り1800mという舞台ですけど、考え方が2種類あって
1)とにかく前に行った馬が残る。
2)瞬発力がないとどうにもならない。
という両面から考えたいと思います。
まず前に行く馬。
エアパスカルブラックエンブレム、ダイワスピリット、ジョーイロンデル、ハートオブクィーン辺りが候補でしょう。
この内ダート馬で明らかにスピードが足りないジョーは無視。残りですけどブラックエンブレムは軽視したいと思います。この馬、僕はオークスで本命にしてますけど、スタミナ寄りなのでこの舞台には合わないかと。
次に瞬発力ですけど、マイル以上の舞台で34秒前半以上の上がりを出した馬ってレジネッタムードインディゴメイショウベルーガ、メイショウアサガオだけなんですよね。


レジネッタ
クイーンSは完全にこの馬に向かない舞台だったのに2着なら上出来でしょう。
あとはわからないから、上に上げたメイショウベルーガエアパスカルムードインディゴ、ダイワスピリット、メイショウアサガオハートオブクィーン総流しで。
「何でダイワなんか入れるんだよ」という向きもお有りでしょうけど、このロンドンブリッジ一族、「人気すると裏切り、人気薄なら激走」というキャラなので入れて損なし。ハートオブクィーンは悩ましいんですけど、数年後には「ローズSはチューリップ賞桜花賞の上位馬をそのまま買えば良いレース」とか言われてる気がするんですね(この条件に変わったのは昨年からなのでまだデータが薄い)。そう考えると「桜花賞の2,3着馬が抜けて1,4着で決まっただけだったね。」というオチも有りな気がします。じゃあトールポピー入れないと危ないんじゃないの?という話になるんですけど、「ジャングルポケット産駒は4番人気以下でないと買わない」というマイルールにより却下。


続いてセントライト記念
名前からしせんとくんがサインになりそうな馬を・・・と思ったけどいないんですよねえ。角田騎手がいれば迷わず本命にしたんですけど(笑)。
ここはローズSとは逆に瞬発力が全く要らない舞台。先行馬が有利で、夏の条件戦で古馬を倒してきた馬が強い。血統的にはサンデーの瞬発よりノーザンダンサー系。という感じです。そして今開催の中山非根幹を見ると常に指摘しているようにグレイソブリン系が目立つ。


◎ナリタダイコク
多分大黒さまはせんとくんとつながりがあるはず!!とか無理矢理な理由ではなく、
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20071220
昨年の有馬記念の時に力の限り調べたようにサンデー×トニービン。とりわけフジキセキ×トニービンの配合は中山2200m&2500m最高の配合なんですよ。この馬自体2200m得意だし、前に行ける馬で内枠引いたんだから(しかもフジキセキは内枠得意)もう確実。佐藤哲三騎手が宝塚記念インティライミを3着に持ってきたようなレースで馬券圏内に持ってくると見てます。
クリスタルウイング
今年の金杯や先週の京成杯AHのように中山でアドマイヤフジ(ちなみにこれももちろんサンデー×トニービン配合)は強い。しかも荒れた時期より開幕間もない時期に強い。
外枠に行ってしまったのが不安ではあるんですけど、2月デビューの馬がダービーで0.6差6着なら伸びしろはあるでしょうし勝ってもおかしくない。
▲リノーンリーズン
ノーザンダンサーチームからはこの馬。2200重賞といえば母父カーリアンの馬を狙うのが常道なんですけど今年はいないんですよね。ならば母父ニジンスキー系のこの馬かなと。他にタケミカヅチもいるんですけど大外ですからねえ。チーフベアハートの距離延長という格言にも一応当てはまる。
他は悩ましい馬が多いんですよねえ。逃げ馬も混ぜたいんだけど、ネオスピリッツは内枠のシンボリクリスエス産駒だし、3角で先頭に立たないと勝てないノットアローンは大外ですからねえ。あと異常に楽させてもらえ過ぎた若葉S以外は基本的に平坦向き。まあノットは蛯名騎手なので買いたい所ですけど。ダイバーシティは買いたいところだけど人気なら切り。