ディープインパクトの未来について

プロ野球短信〜ゼ・ニーグはゼニン軍が優勝。〜


プロ野球ゼ・ニーグはゼニン軍がゼニガースを破り優勝した。
ゼニン軍はゼニレス、ゼニザムライ、ゼニヨプのドームランで先制した得点をゼニンガー、ゼニ田、ゼニーンの継投で守り、最終回は銭本アニキ、銭井さんの連続安打で銭アウト銭塁のピンチを迎えたが、最後は銭→ゲ→バのダブルプレーで切り抜けた。
MVPは福沢諭吉選手。殊勲賞は新渡戸稲造選手、敢闘賞は夏目漱石選手、技能賞はトウキョウドームの空調係選手がそれぞれ受賞した。


ことしのプロ野球はとても盛り上がりましたね(棒読みで)。


さて競馬なんですけど、どうやら王様(田端到)がまた本を出すらしく「サンデー系の種牡馬をそろそろ分類しなければならない」みたいな事を言っていたので、僕が前から考えていて書いていなかったことをまとめてみたいと思います。


まず、そもそも「サンデーサイレンスとは何か」。
「とても強い種牡馬じゃ」の一言で片付けてもいいんですけど、個人的にはそこにもう一味付け加えたいんですね。
で、「母系の特徴をそのまま出す」っていう事も良く言われていて、それも確かに間違いとは思わないんですけど、もう一つ進めてサンデーサイレンスは日本の馬場にアジャストする機能が飛び抜けて高い」と考えているんですよ。
というのも、もしサンデーが母系の良さを引き出した上でスピードを増加するだけならば、もともとスピード以外の要素を備えた血統にサンデーのスピードを加えれば最高な訳ですよね。でも実際はプリンスリーギフトパーソロンノーザンテースト系等の日本向き血統にサンデーを配合しても成功しない(ノーザンテーストは後年ようやく短距離の強い馬が出てきたけど、全ての産駒を振り返ればやはり期待を裏切っているはず)。むしろミスプロとか重たいヨーロピアンとかそのままでは日本に向かないタイプとサンデーの配合がやたらに強い。そして日本向きかつスピード能力も高いブライアンズタイムトニービンなどとの配合だとキレ過ぎちゃって脚の使いどころが難しい馬が多い。
あとミスプロ系は早熟傾向が強いと思うけどサンデー×ミスプロって三歳時は大物感たっぷりに本番弱い所を見せるくせに古馬になって強くなるのが多いですよね(ゼンノロブロイとかアドマイヤムーンとか)。
で、昨年「サンデー×トニービンは府中よりも完全に中山非根幹向き。そしてキレを生かすより前目で押し切る競馬向き」と結論付けて、これは実際馬券術としてもう間違いない事になってると思うんですよ。ちなみに僕はトニービンサドラーズウェルズニジンスキー等と共に「凱旋門」で括っているのでダンスインザダークなどもこの仲間ですね。
凄く大雑把なまとめ方なので反証を挙げられて鬼の首を取ったように騒がれるとどうにもならないんですけど構いません。「事実は常に真実の敵」なので。「事実」を盾に揚げ足取りに精を出しているうちは永遠に真実には辿りつかない。


で、ようやく本題なんですけど、サンデー系の分類としてまずは「父母父ノーザンダンサー(A)or not(B)?」というのがまず第一段階。僕はAを「ローカル向けB級サンデー」としています。ラジオNIKKEI賞ニューイングランド産駒を強調しましたけどあの感じ。
逆にBの方が大物を出すと思います。フジキセキアグネスタキオンステイゴールド辺りですね。他にもマンハッタンカフェネオユニヴァース。僕がPOGで唯一新種牡馬からはネオユニ産駒をチョイスしたのはこれが理由です。実際ロジユニヴァースが出ましたからね。そしてサクラプレジデントを無視したのもこの理由。
そして、現役時代の傾向がそのまま当てはまるっぽいのも特徴。Aの場合は肌馬がどれでもさほど変わらない気がするけど(ダンスインザダーク産駒は見事なまでに同じタイプばっかり出てくる)、Bの場合はサンデーの様に母父の特徴も出る。タキオン×ダンチヒはサンデー×ダンチヒと同じ様に基本マイラーとかね。あとBの場合でも父母父の影響は出ると思います。ぼくはマンハッタンカフェという種牡馬はリボーの色合いがかなり濃いとみているので。


で、ですね。あのディープインパクトはどうなのかというとサンデー×リファールなんですよね。まあウインドインハーヘアはヨーロッパG1を勝った名牝なのでその良さは出ると思いますけど、まずAであるという時点でそれほど期待は出来ないと見ています。
しかもリファール系といえば長く良い脚を使うのが特徴で、サンデー×リファールならアサクサキングスに代表されるように粘り合いで勝つタイプだと見るので、何が言いたいかというとあの溜め殺しのお方とは適性真逆なのではないかと。



という訳ですっかり前置きが長くなりましたが明日の予想。
とは言っても明日は出かけるので馬券は買いません。
京都大賞典
アイポッパー
フレンチは基本春の強さを秋以降信じてはいけないので。アドベガ産駒も急坂向きなので。ジュピタとアルナスは無視。まさかの超ハイペースを狙ってマキハタサイボーグ複勝でもいいですけど。基本荒れないレースなので馬券を買うより結果を見てその後を占うためのレースだと思ってます。
毎日王冠
トーセンキャプテン
ハイアーゲーム
スーパーホーネット
ウオッカ57キロですからね。昨年のダイワメジャー的3着ではないかと。ドスロー確定だし。勝った方が盛り上がりますけどね。本当にダイワスカーレットも出てくるならこの対決だけでも盛り上がる上にディープスカイも出るし。そこにメイショウサムソン・・・って武豊身体が何個あってもたりねえじゃねえか(笑)。