菊花賞

人の外見にケチをつけるのは最低だなと思うんですけど、完済人とかいうCMに出てくる男のドアップは見るたびに吐き気がするんですよね。何とかしてくれ。


さて競馬。
今週は富士ステークス菊花賞という実に日本を象徴するような名前のレースがあるんですよ。
まずは今日の富士S。
「サンデーが強いレース」というのが一般的評価らしいですけどそうですかね?
過去5年で馬券に絡んだ馬の人気が2,1,2,4,3,2,1。着順が1,1,2,3,1,2,3。単純に強い馬がその通り走っただけでしょ。
それよりもアフリート、ウォーニング、フォーティーナイナーといったモロにダート血統が4,11,1,16番人気で2,2,3,1着。
要するに「ラスト3ハロンが34秒前半で来れる馬」と言うのが必要なだけであって、たまたまサンデーはそういうレースで強いだけの話でサンデーは決して必要条件ではない。むしろダート血統なのに早い上がりを使える馬を探した方が面白そう。という事になりませんかね。
特に「サンデー×ノーザンダンサー系が買い」となってるようですけど、これって僕が主張している「パワー寄りのB級サンデー」ですよね。つまり僕の基準でもキレよりパワー寄りの馬の方が良いとなります。


フサイチアソート
エイシンドーバー
△バトルバニヤン
マイネルポライト
ショウナンアルバ
マイネルポライトは今週の府中のアドマイヤベガ産駒の走りっぷりからとりあえず。
フサイチアソートミスプロ×サンデーなんですけど、早熟で、成長が止まったと思わせてからまた成長するパターンなんですよね。アドマイヤムーンとかゼンノロブロイとか。本当は大好きなアルバを本命視したいところですけど、抑えたらダメな馬だし逃げたら厳しいレースなのでここでは合わないかなと。

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菊花賞
どうみてもトライアルの方が豪華だった今年の菊花賞。もうわかりません。
ていうかどう筋道立てても無理が生じるんですよね。というわけでバラバラな根拠の馬を寄せ集めてみました。


1)横山典弘騎手。
セイウンスカイ以降87.5%という呆れる連対率を誇るこのレースのマイスター。→ノットアローン
2)橋口弘次郎調教師。
橋口厩舎はこの10年間で3頭の菊花賞馬を出しているこのレースのマイスター。→フローテーション
3)京都新聞杯勝ち馬。
毎年人気薄でこっそり狙いたい馬。→メイショウクオリア
4)条件戦組。
こんなレベルの菊花賞なら古馬相手に好走した馬の方が信頼できるはず。
・・・なんですけど1000万以上を勝って来た馬を見てもみんな少頭数で勝って来た馬なんですよねえ。こういうタイプはフルゲートの格上挑戦で買いたく無いんですよ。なので、内が伸びない状況で2400mのレースを2番手で粘り勝ったアグネススターチのみ高評価します。


って週中から考えていたらこの4頭が実に美しく1〜4番枠に入っちゃったんですよね。だからもうこのボックスで。


血統的に観ても一応全部サンデーは入ってるんですよね。じゃあもうこれでいいやと。ダンスが今年はいないから代用のスペシャルウィークで良いだろうし(フローテーション)、タキオン×マキャベリアンなんてむしろ短距離で買いたい血統だけど昨年の春天で「長距離戦はむしろミスプロを狙うべき」と結論つけた以上好都合と解釈。