天皇賞(秋)

距離の長い横断歩道って、普通ちょっと急ぎ目に渡るじゃないですか。
先日甲州街道沿いのとあるそんな横断歩道を渡っていて、渡り始めてすぐ青信号が点滅し始めたから小走りに渡ろうとしたら、前を歩いていた豚のつがいが
「ていうか逆に意外と点滅系?」
という意味不明な呪文を唱えながらヌボーっと歩いていてですね。凄く邪魔だったんですよ。この呪文凄すぎだろ。「『ていうか』って普通何かに対して『と言うよりも』と言う意味だからいきなり文頭に来ることがおかしいよね?あと何の逆なのかさっぱりわからないし信号が点滅するのは意外でもなんでもないよね?あと点滅と点灯の2種類しかないのに系統も何もないよね?」4語中4語がつっこみどころ。つっこみどころ率100%。


さて甲州街道はもう秋なのさという訳で天皇賞(秋)
結構実力派揃いの好メンバーなんですよね。出走全馬が重賞ウイナーというのはかなりの物。もっともここにオペラブラーボがいれば多分僕は重い印打ってますけど。


ダイワスカーレット


「先行馬が揃ったからそう簡単に自分のペースには持ち込めないのではないか」「ウオッカが前に行って叩き合いにいくんじゃないか」「牝馬だし休み明けもきついんじゃないか」
色々消し所があるのはわかってるんですけどね。
そうは言っても、全く同じ事をこの3年くらい、この兄妹にひたすらやられ続けてきているわけですよ。と言う事は、安藤勝己がこの馬(僕はこの兄妹をもう同一視してますので)で作るペースと言うのは「追いかけたら潰れるし溜めたら届かない」という絶対領域的なペースなんだろうなと。おそらく素人がペース解析をしたところで理解不能なんだろうなと。まあ具体的に言うと「残り2ハロンのところで、先頭に立ってなおかつ後続がどんなに早い上がりを駆使しても届かない脚を残す」ていうのが僕の考える「アンカツスペシャル」なんですけどね。


で、そう考えた場合、他の馬が無理してレースを壊す(ダイワスカーレットのペースじゃないレースになる)可能性を考えちゃうともう予想の取っ掛かりがないから「考えるだけ無駄」と言う結論になっちゃうと思うんですよ。それならダイワスカーレットが何を連れて来るかを考えようと。


となると、ダイワメジャーが今までどんな馬を連れて来たかと言う話なんですけど、まあサンデーかノーザンダンサー系。そして一番有名なのがダンスインザムードですよね。じゃあサンデー×ノーザンダンサー系の馬を狙っとけばいいだろと。実際このレースで強い血統だしそもそも今開催の府中2000はサンデーとノーザンダンサーだらけなんですよね。
で、残るのがアサクサキングスディープスカイエアシェイディポップロックアドマイヤフジキングストレイル
この内中山マイル以外で買う理由がないキングストレイルはまず消し。あとディープスカイなんですけど、僕はこの世代歴史に残る弱い世代だと思ってるし(まあそういう世代にナリタブライアンみたいな飛び抜けた馬が出るのもまた競馬なんですけど)、この枠ならまた下げて後ろからぶん回すんだろうし、馬体が一向に増えないところをみてももうすでに成長は止まってると思うんですよね。ならば買う必要もないかなと。そもそもダイワスカーレットのほうが成長度でも上だと思うんですよ。あの兄妹は完全にノーザンテーストが出てると思うので、「三度成長する」といわれる成長度そのままの兄のようなしぶとさを魅せるのではないかと。
ダイワから残り4頭で。