天皇賞(秋)回顧

11月3日は晴れの特異日と言って雨が降らない事で有名な日なんですよね。今日もギリギリ雨が降らなかった感じで。


さて昨日の天皇賞。後楽園に行ったんですけど隣の東京ドームで日本シリーズとやらが行われているらしくて、実に不快なユニフォ−ムのレプリカを着こなした方々が大量に湧いていて「汐留のウインズにしておけば良かった」と後悔したんですけど、高橋尚成のユニフォームを着てケツを出して走り回ると言う実に「分かっている」ガキがいたので全面的に許す事にしました。しかしあのユニフォーム、大人が着るとコントにしか見えないくらいにダサいな。


と言う訳で昨日の天皇賞(秋)
レース中も凄いレースだと興奮しながら観ましたけど、時計が表示されて正直ちょっと笑いましたね(笑)。「人間は凄い物を観ると笑ってしまう」と言う意味での笑いですけど。異常だよ。素晴らしいレースだったのでどの馬も無事であって欲しいとしか言い様がない。
今までのレコードタイムが1:58:0で今回が1:57:2っていう事は割合で言うとフルマラソンの世界記録が2時間05分だったとしてそれを一気に1分弱縮めたくらいですよね。面倒だから計算しないけど。距離が短い方が記録のブレは少ないはずだから感覚的には「一気に2時間の壁を突破しました」みたいな感じか。シンボリクリスエスの時の殴った&殴られたコンビの2頭の馬の暴走がそのまま続いてシンボリを5馬身千切りましたみたいな感覚ですからね。


で、私はダイワスカーレットから買っていたので非常に残念な結果ではあったんですけど、これはもう「試合に負けて勝負で勝った」位の感じだと思うんですよね。結局逃げた馬にはきつい展開だった上にウオッカと同厩のトーセンキャプテンがリング下から脚を引っ張る悪役マネージャーのようにピッタリ張り付いて潰しにかかっていた訳なので。
まあウオッカの勝利を貶める気持ちはさらさらないですけど。「広いコースでハイペースで中団より前に付けていれば相当に強い」という2歳時からの評価通りの走りをしてくれたので。しかも「今回は逃げない」「この馬は連続好走しない馬」という評価も良く考えたら全部当たっていたんですよね。じゃあ買えよ(笑)。世間的には「ダイワスカーレットを舐めていてごめんなさい」と言う人が多いみたいですけど僕としては「ウオッカ舐めていてごめんなさい」なんですよね。いや別に舐めてはいないんだけど常にオッズとの割合がずれている馬なのでこういう結果になられると馬券的にはお手上げ。不当に人気薄なら軸にしていたんですけど(笑)。


ところでこの2頭、っていうか秋のG1シリーズこれからどうなるんですかね?もう対戦する事はないみたいなんですけどどう考えても有馬記念でぶっちぎりファン投票第一位になるに決まってるウオッカが果たして回避なんて出来るのか。有馬出てきて欲しいなあ。当然消すから(キッパリ)。あ、でもJCと両方出るなら法則的に勝つ番になっちゃうのか。


あ、あとスワンSローレルゲレイロが骨折明けで評価不定だったので印的には外しましたけど「3歳春までにマイル以下の重賞連対した馬」自動狙撃で取れる事がはっきりしたので来年以降はウハウハ!ついでにブラジルCは今までのJCDの傾向そっくりそのままだったので馬券を美味しく頂きました!!というわけで正直天皇賞外してもあまりがっかり感なかったんだよね(笑)。
余談ついでに追記。天皇賞は僕が推していたエアシェイディが5着だったんですけど、世間的には大健闘でしょうけど僕は納得していません!!ていうか王様(田端到)は「サンデーがいなくなって前にいける騎手が有利になるから後藤騎手の時代になる」と宣言してましたけど、この一年くらいの後藤騎手は本来の積極性が全然なくなって悉く私の買った馬券を不意にしてくれているんですけど。