思い出しエッセイ

昨日は文化の日という事で文化祭・学園祭が行われた所も多かったみたいですね。


だいたい高校と大学の学園祭を比べたら「大学の方がバリエーションがあって楽しかった」と言う事になりそうな気がするんですけど、僕の場合は大学はつまらなかったんですよねえ。何ていうか陰険な性質の人が多かったんだよなあ。


高校はですね。
普通の都立高校なんですけど、どこか世間とずれているんですよね。もちろん個人的には好意的な意味で。まあ、元から「外履きと上履きを区別してくれれば上履きは学校が指定せず好きな物を履いてよい」「体操服は(以下同文)」という、自由を売りにした学校だった訳なんですけど(ちなみに上履きは、区別せずに雨の日でもドロドロの靴のまま教室内に入る生徒が出てきて「お前らルールを守れないから学校していの上履きを履かせる」と言う流れになったらしい。私が入学した時点では上履き有りでした。まあこれは正しい事だと思う)。
卒業してから文化祭に遊びに行ったことがあるんですけどね。
普通は喫茶店などの模擬店とかお化け屋敷とか劇とか面白くも何とも無い事をやるものじゃないですか。
15年前くらいの時点でプロレス研究会が普通にあったし(都立高校ではかなり珍しかったと思う)、先生がリングに上がって調子に乗って骨折したりして学校中にニュースが駆け巡ったりしたんですよね。


あと、今でも憶えているのが、教室の窓に


2年5組 糸電話テレクラ


って書かれてあってですね。
何事かと近づいてみると


女子高生多数来店!!


って書いてあって、カーテンで仕切った机の隙間からコロンと糸に繋がれた紙コップが無造作に転がってるんですよ。
そしてその糸を引っ張ると女子生徒が電話に出て「お茶でも飲みに行かない?」とか言って茶道部の部室にお茶を飲みに行ったりすると。まあそりゃ女子高生が多数来店してるでしょう。しかも僕の推理では高確率で高校2年生でしょうね。


よくあんな企画を許したよなあ。生徒よりそれを認める先生が凄いよ。教育委員会とかが視察に来たら卒倒するよ。


・・・ちなみにこれ、全部実話だから(笑)。