ジャパンカップ

レース名をタイトルにした日記書くのって久々じゃないですかね?
とかいいつつ長くなっちゃっうので先に先週の回顧などを書いておきますけど、まずはマイルCS
ショウナンアルバを本命にしているのでもちろん外れなんですけど、あれは要するに「直線で絶対ばらけるレースなんだから、外から廻すのなら桁違いに抜けた上がりを持っていない限り差せないよ」って言う事を言いたかったんですよ。つまり「スーパーホーネットにはそこまでの脚はないから差しきれない可能性十分だよ」ということがメインな訳で。あまり買う気のないレースだったので外れる事自体はどうでもいいです。月曜日の福島記念マンハッタンスカイで大きく勝ちましたので。ブログに書いた通り週末は出かけてしまったので、枠順発表に間に合わなかったのでここには書きませんでしたが。


で、またもや牝馬が混合G1で勝った訳ですけど、どうしましょうかね?
「さすが女様は最高!!すねべての点において女様だけが優秀で愚男は劣等生物!!女様なら一試合で五打数五安打は当然!五打数八安打した事も!!」とか叫んでおけば社民党の(自主規制)の方々等に歯茎剥き出しでお喜び頂けるんでしょうけど、ここまで来ると
そろそろ斤量見直すべきじゃね?
っていう意見が出てきてもおかしくないなと思うんですよね。もともと馬の競争能力に性差はほとんどないらしく、女馬の方が気性難で能力を発揮できない事が多いからこその斤量差らしいんですよ。でも調教技術や馬具等の開発が進んであまり差がなくなったと。だったら斤量2キロの意味もないじゃないかと。
もうひとつ、最近の傾向として「新馬戦でウルトラドスローが多くなった」という事があるんですよね。
競馬評論家の須田鷹雄氏がデータを出していたんですけど、2004年からウルトラドスローの新馬戦が異常増殖していると。典型的な例としてヒラボクエクセルが勝った時の新馬戦のラップを出しているんですけど
13.0-12.5-13.8-14.6-14.0-13.6-11.9-10.9-10.9
ってこれ凄いな。もう新馬戦は調教の延長線上なんですかね。そのうち実戦で15-15のラップにお目にかかれるんじゃないですかね。冗談でもなんでもなく。
これも「調教技術や馬具等の開発の進化」の一貫だと思うんですよね。あとどこもかしこも広いコースだらけにしてしまった事。それ自体の功罪は一口には言えないのでここでは書きませんけど、あまりに異常なスローを経験してしまった馬は当然次走で「普通の」ラップに出会った時に戸惑う訳で、そこら辺の出し入れや調教師ごとの若駒戦の傾向なんかは研究しておいた方が良いでしょうね。(続く)