むしろ大庭アフター

もう随分経つけど、ゴミの分別の仕方が変わりましたよね。今までは「燃やしたら有毒ガスが出る!!」とかそんな感じの嘘を一生懸命信じ込ませていたビニール等のゴミが燃やしても良い事になった。
僕は「こんな分別の基準なんて利権絡みとかそういうもので科学的根拠なんてないけど、ゴミを収集してくれないと虫が寄って来て嫌だからとりあえず分別はする」っていう程度のスタンスだったから楽になって良かっただけですけど、今まで血眼になって分別していた方々はどう思ってるんですかね?「分別してない子はいねが〜」とか言いながら他人のゴミ袋とか漁ってチェックしてる基地外のおばさんとかいたじゃないですか。「騙された!!」とか思ってないんですかね?誰かが決めた基準さえ守っていれば、その基準の合理性なんかどうでもいいんですかね?



さてジャパンカップダート
・過去の圧勝で過剰人気の3歳2機は一切信用しない。
・芝で通用している血統の馬を買う。
ヴァーミリアンは絶対的に信頼できるまでではない。
・後ろから差してくる馬が必ず紛れ込む。
カネヒキリは超強い。
・基本的に地方実績は無視してJRAG1で好走した馬から買う。

ここまで読み切っておきながら馬券は外してしまいました。メイショウトウコンは最近の成績を見る限り完全に地方専用機に落ちたイメージなので無視しちゃったんですよ。というよりエルムSで本命にしてぶっ飛んだ恨みで「合理性なんかどうでもいい」とばかりに消してしまいました。この馬、昨年のフェブラリーSの時に初めて観た時は「左回りというより坂がダメなんじゃないの?」と確信して消したくらい後肢の踏み込みが弱かったんですけど今はすっかり解消していますね。まあ取れる馬券を私情を絡めて自爆して外したのでさっぱりしたものです。
しかし6歳世代で4着まで独占ですか。「芝のカネヒキリ」ことディープインパクト以外は全然ダメな芝とは違ってダート黄金世代だなあ。


さてそれより今日書きたいのは土曜競馬。
mixiの某コミュで推奨していた通りエーシンアロー、トーセンジョーダン、レッドビームシチー等がいい感じに好走してくれたんですけどやはりレッドビームシチーですよねえ。
最近は大庭騎手というだけで無条件に狙われてしまうのでオッズ的にはすっかり美味しくなくなってしまっているんですけど
http://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080812
以前書いた通りの血統の馬&条件で期待通りに来たのでまあこのブログを続けている面目躍如というか。
ただ、僕は大庭というだけで全て買うわけではなく上記の様に見切っているので無駄打ちしないで良い分まだ美味しくはあるんですけど、それでもそろそろバレ過ぎなのでここから進化させていこうかなと。
前述の通り「全く切れる要素がない血統の馬(当ブログ命名“OBA馬”)」に「とにかく最短距離をひたすら押しまくって強引に走らせてしまう騎手」が乗る事に拠って起こるのがこの「大庭現象」なわけですよ。ちなみにこの逆がショウナンアルバで、あの馬は馬の行くままひたすらワンペースでぶっ飛ばしていたのが「常識」を教え込むに従って弱くなってますよね。
ならばこれを応用して「今まで常識的な競馬を教え込んで惨敗していたOBA馬にガンガン押しまくるイキの良い騎手が乗ったときにも同じ現象が起きるのだろうと。これは今まで万能だったサンデーサイレンスという血統が徐々にその影響力を弱めていくにしたがって重要な戦術になるのであろうと思います。
余談ですけど、デビューから「常識にかかった強い馬」ばかり準備されてナビさえしてあげれば勝手に馬が勝ってくれている三浦皇成騎手は、今後サンデーサイレンスが血統表の奥の方に入っていくにしたがって苦労していくと思います。


今は「とりあえず母父サンデーの馬は何でも買っておけ」というのが馬券戦術になっているんですけど、そうじゃない理解不能な穴馬券はこういう所でしか取れないであろうと。血統好きな人なら誰もが知っている事ですけど、血統というのは「強さ」を測る物差しではなく「適性」を測るツールなんですよ。それと同じで、馬柱にOBA馬を発見したら、しかもその馬がTMG騎手によって能力を殺がれて人気皆無だったら、そしてOBA的騎手に乗り替わっていたら、しかもそれが活かせる舞台設定なら・・・って条件判定辛過ぎですけどそういう馬がいたらもう狙うしか。