2008東京スポーツ制定プロレス大賞

「門倉自由契約に爆笑したりしていたら今日はプロレス大賞の日だったんですねえ。ちなみに同日スラミー賞(WWEのアワード)も発表されたんですけどあちらのMVPはクリス・ジェリコアメリカ人はああいうの好きなんですかねえ?
という訳でプロレス大賞。MVPは武藤敬司。以下ベストバウトが丸藤正道VS近藤修司、殊勲賞が佐々木健介、敢闘賞が田中将斗、技能賞が鷹木信吾。
まあぶっちゃけ誰が受賞するかとかは興味はないんですけど、やはり気になるのは新日本の選手の名前が皆無な事。昔は気を使ってMVPとベストバウトは新日・全日振り分けていたのにねえ。今観ると2005年にも同じ様な現象が起きている。選手大量離脱時にはもう確実に崩壊すると思われた全日本が結果的に勢力を伸ばして新日が壊滅。これはもう日本のプロレス=武藤敬司なんだという証明であると言えないか。新日があんなに(つまんないのに)プッシュしていてG1まで取らせて上げた後藤なんて敢闘賞の選考にわずかに名前が上がった程度ですからね。これ異常事態でしょ。下に書くようにタッグリーグの優勝者も完全スルーされてるしもう団体そのものを馬鹿にしてるとしか思えん。


それにしても微笑ましいのは僕の大好きな佐々木健介選手。他の受賞選手は自らの化身であるグレート・ムタと乾杯する武藤、開脚ジャンプで喜びを全身で表す丸藤、大ジョッキ3つを掲げて豪快に吠える鷹木、火祭り刀を掲げて商店街の方々と笑顔で記念撮影をする田中、今日になさげに寝転んで漫画を読んでる鈴木みのる・・・とそれぞれプロレスラーらしさ全開で喜びのパフォーマンスなのに健介はなぜか半紙に毛筆で「殊勲賞」と大書。こんなの初めて見た。

※喜びを習字で表す佐々木健介さん。こんなお茶目な笑顔で「来年はキラー健介降臨だ。流血戦も得意だし、ノアと喧嘩していく」と抱負を語るのだからたまらない。



一方すっかり噛ませ犬キャラが板についた天山選手。小島選手との「二人の力を合わせると10倍になって200の力が出せるhttp://d.hatena.ne.jp/c-mad/20080713」現代数学では解読できない宇宙的パワーを持つ名タッグ復活で両メジャー団体のタッグリーグを制覇したにもかかわらずまさかの無冠。
「まさにツームストン・・・。残念でしょうがない。本当に悔しい。まあ、オレにはコジがいればそれでいい」とがっくりと肩を落としたらしい。将来的に天山選手がアニメ化されることがあったら、CVは噛ませ犬のスペシャリスト:小清水亜美でお願いしたい。オラ、オエ〜。いやしかしこの死んだ牛のような目は天山にしかできないよ!!

※呆然とする天山選手と小島選手。プロレスに友情、有ると思ってるよ!!


ところでその最優秀タッグチームを受賞した鈴木みのる選手が「内舘のババァはまだいるのか?」と語っていましたけど(どんな受賞コメントだよ)、審査委員にはまだ内舘のババァはいます!いらないので殺っちゃって下さい!!
そして今日の東スポは書きたい事がたくさんあるので次回に続く。