第18回東スポ映画大賞

はい。昨年書いてやたらにリンクで飛んで来られる方が多かったので今年も一通り紹介していこうと思います。


その前に、ダイワスカーレット号が脚部不安フェブラリーステークスを回避とのニュースが入ってきました。「今の府中の馬場はとてつもなく重いのでダート初挑戦でこなせるような代物ではない」とか「バンブーエール等のいちかばちかで逃げにいく馬がいるレースは過去に体験した事がない(唯一と言ってよいトーセンキャプテンに因縁つけられた天皇賞は2着だった)」とか「ノーザンテーストが血統表に入っている馬は母母父ノーザンテーストヴァーミリアン以外は連対圏にこれない」とか様々な因縁をつけて無印にしてやろうと手薬煉引いていたのに・・・


という訳で、今年の東スポ映画大賞
作品賞 「歩いても 歩いても」是枝裕和監督
監督賞 北野武アキレスと亀
主演男優賞 本木雅弘おくりびと
主演女優賞 木村多江「ぐるりのこと。」
助演男優賞 山崎努おくりびと」「クライマーズ・ハイ
助演女優賞 樹木希林「歩いても 歩いても」
新人賞 三又又三、お宮の松アル北郷アキレスと亀
外国作品賞 「ノーカントリー」ジョエル&イーサンコーエン監督
特別作品賞 「ICHI」


第9回ビートたけしのエンターテインメント賞
話題賞 林家三平を襲名する林家いっ平
日本芸能大賞 サンドウィッチマン
同上     ナイツ
特別賞 橋下徹大阪府知事
同上  故:飯島愛さん
カムバック賞 田中義剛
皆勤賞 林家ペー、パー子


今年の特徴として、映画大賞は悉くやる気ないですね。「他にいないから」「誰でもいいんだけどね」「樹木希林本木雅弘と親子受賞になるから呼ぼうか」というようなやる気なし発言連発。「新人賞の得票トップは長淵剛の娘?東スポとは仲悪いから授賞式に来ないだろう」という発言に代表されるようにどうせ呼んでも来ないor呼ぼうと思わない候補者が多かったという事でしょうか。
ほぼ唯一と言って良いポジティヴな理由での受賞はサンドウィッチマンとナイツ。サンドウィッチマンは「何度も褒めてきたように若手では抜けてる上手さだ」、ナイツは「浅草から出てきた久々に笑える芸人だもんな。ネタはよくあるネタかもしれないけど漫才は上手い」との受賞理由。
他のエンターテインメント大賞は羽賀研二小室哲哉清水健太郎、加瀬大周、若麒麟などの名前が挙がって「犯罪者ばかり呼ぼうとしちゃダメだ。さすがにウケ狙いでやりすぎだ。逆にいい事した人にあげよう。」という理由で大阪府を11年ぶりに黒字にした橋下徹知事。
ていうか今回の大賞を象徴するかのように一番長く語られていたのが林家ペー、パー子。「特別賞はどうしようかな。林家ペー、パー子(年齢非公開)はどうかな。受賞者でもないし呼んでもいないのに毎年客として東スポ映画大賞に顔を出してるじゃん。「今日も来た」って感じで。岸壁の母と呼びたいね。闇のサラ金の取り立ての様に必ず現れるという。しかも必ずセキネの肉まんをお土産にくれるんだ。あらゆる所に顔を出すなんて叶姉妹石田純一かペーパーさんかって感じだもんな。でも、ペーパーさんで絵になるかなー。舞台上げても意味ないよね。薄いなー。サンドウィッチマンみたいに芸をやってもらうか?うーん、でもペーパーさんは下手だからな。いや、ペーパーさんはよした方がいいな。でも毎年東スポ映画大賞に花を添えてくれてありがとうって気持ちを込めて皆勤賞ってのを新たに作ろう。パー子さんの甲高い笑い声は東スポ映画大賞に欠かせない効果音になってるもん。皆勤賞は賞金2万円。セキネの肉まん代だ。」と、受賞発表記事の半分くらいはこの話題。ついでに「林家いっ平のプレゼンターは泰葉で林家一門だらけ」との事だ。。余談だけど泰葉で思い出したけどハッスルに安西ひろこが出る事になるらしい。「中学生時代に柔道で横浜市でベスト8に入った程の経歴の持ち主」という事が強力な売りらしいけどどう考えても「成人式2年連続出場の世界記録保持者」の方が強力な売りだと思うんだけど。


あとちょっと美化され過ぎてて世間の評価がかえって気持ち悪い事になっている飯島愛に「授賞式の代理人にはモト冬樹を指名しちゃうぜ。プライベートで仲良くて2人でよく食事をしていたって言ってたからね。どういう関係だったか聞いちゃおうかな。」とコメントするあたりがたけしらしいバランス感覚だなあと思いました。


ついでに他の記事にも触れると、CIMAがWWEに電撃出場していたとの事。プロレスラーとしての身体能力は日本一といって良いレベルの選手ですからね。僕が知っているのは7〜8年前までなので今はどうかちょっとわからないですけど期待できるでしょう。っていうかデビュー直後くらいにWCWに出た事があるはずなのでそこら辺はお手の物なんじゃないですかね。
あといわゆる15秒ルール問題。ダルビッシュがやたらに文句を言っているという論調で語られてますけど「投球感覚を短くするくらいならストライクゾーンを広げる方がよっぽど時間短縮になる」という主張を見逃しちゃダメだと思います。もっともだ。機械が進化すれば練習で得をするのは明らかに打者の方だし、そもそも昔とは体格が全然違うのにストライクゾーンが変わらないのはおかしい。あと牽制球に文句言うなら「2ストライクからカットしたら三振扱い」くらいに変更しろよ。
あと宮崎あおいの旦那の浮気相手の言い訳「のどが乾いたというから家の外で水をあげました」っていうのが斬新で気に入りました。犬扱いかよ。旦那がこんな言われ方して何とも思わない時点で終わってる。つくづく「芸能人同士の結婚って単なる芸能活動なんだなあ。」と思った。