フィリーズレビュー&中山牝馬Sの振り返り

なんだか福岡では既に桜が咲いたとか言ってるけどそれ嘘でしょ(笑)。CGだよ。もしくは環境ゴロ地球温暖化を偽アピールするためにドライヤーで夜中こっそり温め続けたんだな。


そんな事を思うくらい東京は寒い日が続きました。朝太陽が出ていたのは3週間ぶりのことだったそうです。季節の変わり目に天候が不順なのは理解できるんですけど、ここ数年どうもこれが極端すぎる気がしてるんですよね。


さて今週の競馬。土曜日の中山は強風のため開始が遅れたりしてかなりグダグダ開催だったんですけど中でも北村宏司騎手の酷さは異常でした。あんなの観た事ない。土曜12Rは人気薄を3着に持ってきていた(ヒモ抜けして馬券は外しました)のはさすがだったんですけど逃げ馬で出遅れて大外ぶん回すわ理解不能な大逃げはするわで酷い目に合いました。
それでも昨日書いたように中山ダート1200は単勝184倍のボストンハーバー産駒が3着にくるなど特長のある種牡馬が来ている時はやはりチェックが必要だなと。


フィリーズレビューはやはり短距離指向の強いノーザンダンサーが勝ちましたね。2着も母父ノーザンダンサーアイアムカミノマゴは坂があるコースの方が良いタイプですね。ミクロコスモスが確実に向かない条件である事はわかっていたので、こういう馬達の複勝でも引っ掛けなきゃいけなかったなあと思います。
ところで話は変わりますけど、先週負けたブロードストリート。僕は連闘でここに出てくるのではないかとちょっと思っていたんですよ。
というのもですね。母父カロなら1400の方が合っている筈だし、何より必ず3着以内に入って権利を取らなければ意味がないレースで勝つ気がないのかと思うようなレースをしていたのは「ひょっとしてチューリップ賞は間近でじっくりブエナビスタを観察する事に徹して権利はフィリーズレビューで取る気なのか?」と思ったんですよ。
まあかなり無謀な推理ですけど、知将:藤原英昭調教師があんな無策の競馬をするなんて僕には考えられないんで、このくらいのウルトラCがあっても良かったかなと。過去にディアデラノビアがこの作戦で権利取り失敗→フローラS優勝→オークス3着というのがありますね。馬格の無さとか、血統的にも割りと近いし(サンデー系に母はナスルーラ系。全体的に零細血統が目立つ)、似たキャラになるのではないですかね?


あと血統絡みでもう一つ。もう「成功種牡馬」と言って良い雰囲気になりつつあるネオユニヴァースですけど、実は先開催の東京&府中では未勝利だったらしいです。阪神&中山開催が始まった途端(天候不順もあって)また勝ち始めた。やたらと「父親似の切れ味のあるタイプの産駒が一杯出るはず」と言われる中しつこく「絶対に血統的に切れ味がないタイプが出るはず」と言い続けた甲斐があったなと。