WBC

さてWBCとかいうのをやっておりますが。
今さらキューバを「世界一の野球王国」みたいに扱うのはどうなんですかね?
世界の野球事情を知らないのでわかりませんけど、今回のキューバは財政危機でとても野球どころじゃなく日本から野球道具を恵んでもらって戦っている状態らしいですよ。サングラスも唯一カストロの息子だか孫だかの選手が持っているだけで、太陽のあるうちに高いフライが上がると全く打球が見えなくてボロボロ状態だとか。それでなくとも今回本気でやってるのは韓国と日本だけっぽいですしね。


あと、休憩中にたまたまテレビが付いていたんですけど実況が常にも増してウザイ。サムライジャパンのサムライ、小笠原侍がサムライです!」とか延々うるさいんですけど。「サムライ」って一回言う毎にいくらとかオプション契約でも付いているんですかね?毎年契約でごねてる選手だらけなのにどこら辺がサムライなのか意味分からん。
ていうか野外試合ダメなダルを選ぶくらいならいっそ多田野とか選んでおいた方が良かったんじゃないですかね?侍っぽくていいじゃないですか。二刀流なんだから。似たような先発タイプの投手を選ぶよりは、攻受の二拍子揃った多田野の方がこういう短期決戦では使い道があるような。
多田野のピッチングを見てると、つくづく野球が好きなんだろうなあ。小さい頃から一生懸命毎日野球の事を考えて自分で色々工夫していたんだろうなあと思うんですよねえ。まあ公序良俗に反するビデオ出演だったのかもしれないけど、僕からしたら野球部の合宿の費用を稼ぐためのバイトなんて可愛いもんじゃねえかと思いますけどね。周りはアマチュア野球裏金バブルだったのに。日大野球部の鈴木博識みたいな悪代官が側にいればそれくらいのはした金いくらでも引っ張って来てくれたでしょうにね。軽く5億円くらいは。多分練習する時間をバイトで削るのが惜しくて文字通り「一発」で稼ごうとしただけなんじゃないですかね?まあ趣味と実益を兼ねていたのかもしれませんけど。


と、多田野ネタを書いていてふと気づいたんですけど、今年日ハムには東洋大の大野捕手が入団したんですよね。
「大野」と言う苗字で普通の日本人が頭に思い浮かべるのはげんしけん大野加奈子だと思うわけですよ。つまり大野さんとホモのバッテリーと言うマニア垂涎のコンビ実現の可能性大だと言う事に今さら気づいたわけであります。「大野さんがTDNを巧みにリード」とか「大野さん、TDNのヘタレ攻め矯正を決意!」とか「大野さんがTDNの良さを引き出した」とか「バックネット裏の女性ファンの視線が痛い・・・やっぱり僕は変態なんだ。と落ち込むTDNを『ホモが嫌いな女子などいません!!』と大野さんが一喝!!」みたいな記事が新聞紙上に躍るわけだ。素晴らし過ぎる。そこに翔さんや二岡さんやうぐぅが絡むわけか・・・。もうプロ野球にはさっぱり興味ないけど日ハムだけは異常に興味深いな。


さて、僕が今日書きたかったのはそんな事ではないんですよ(いや実は多田野ネタは相当書きたかったけど)。例の、野村監督と城島選手の悪口合戦の話ですね。
タイトルに「褒めるから付け上がる」と書いたのは当然これの事なんですね。もちろん付け上がってるのは野村の方ですよ。
別に発言の内容の真偽はどうでもいいんですよ。何がおかしいって、大会中に、これからまだ対戦する可能性もある相手に対して自国の主戦捕手のリードの弱点なんかを開けっ広げにする品性が下劣だと言いたいわけですよ。
よくいますよね。どこの会社にも。必死になって対外的に自社製品や自分の後輩の欠点をアピールして台無しにして「だから俺は言ったんだ」とか言ってるヤツ。僕がいた会社にも居ましたこういう幹部が。プレゼンの場で必死に自分の部下の粗探しをしてどんどん契約の条件を自ら不利にしている事に気づかない馬鹿上司が。内輪でどんだけ部下を叱責しようが非難しようが構わないですよ。正しい指摘なら。自分の所属団体を不利にするような喧伝を盛んにしておいて「ほらやっぱり俺の言った通り失敗しただろ?俺って頭いいだろ?」とか言ってるヤツがこの世で一番頭が悪いと言う事に気づけないんですよね。
こういう人間に対して僕は常に「老害」と言っているんですよ。実際野村は阪神の監督時代に試合後マスコミに対して「○○(自分のチームの主力選手)は胸元に速球を投げて次に外にスライダーを投げれば100%空振りする」「□□は2ストライクから膝元に落ちる球を投げれば必ず三振するからな。」等と自分の部下の欠点を全国にわかりやすく解説して結果暗黒時代を作った人ですからね。野村の考えだか何だか知らないけどあんなもん普通の社会人からしたら失笑ものじゃないですか。少なくとも競馬者から観たらあの程度でデータ解析の第一人者を気取るなんて恥ずかしいにも程がありますよね。だからスポーツなんかやったら人間がダメになるって言ってるんだよ。他人に人格批判する前にお前の恥ずかしい嫁の人格をどうにかしろ。